サイエンス

2009年8月11日 (火)

駿河湾沖地震

今日は早朝から駿河湾で地震が発生し、てんやわんやの一日であった。
実は今日は台風一過を狙って富士登山を予定していたのだが、この地震で電車は運休するわ、余震が心配になるわ、落石は心配になるわで結局富士登山は中止とせざるを得なかった。

まぁ、山は逃げないのでこれはこれで良い。

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で、今朝の地震なのだが、この地震は「東海地震に結びつくものではない」と気象庁はコメントしている。
どうやら東海地震で想定されているプレートの境界部で起こる逆断層型の地震と異なり、日本列島の下に潜り込んでいるフィリピン海プレート内部の横ずれ断層によるものらしい。

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地震にはいろいろなタイプがあると知ったのは去年の公開セミナーでのことである。
それにしても我々の住んでいる日本列島の下では4つのプレートがひしめき合っているのである。
何故?このような危険な島に住まざると得なかった我々の祖先をチョット呪いたくなる。
と、思いつつもこの災害とウマく付き合ってきた先人たちの知恵にも感謝している。

それにしても「東海地震」はいつ起こるのか?
その予知と対策はまだまだ完全ではない。
あらためてその必要性を痛感した今日この頃である。

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2009年7月23日 (木)

皆既日食、そしてDREAMS COME TRUEの「時間旅行」に想いを馳せる

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昨日は46年ぶりの皆既日食だった。
46年前の皆既日食は良く覚えている。
当時、小学生だったワタクシは黒い下敷きでこの皆既日食を観察したのである。
(横須賀では部分日食だったが)

残念ながら昨日は曇りで東京でも見れるはずだった部分日食も見えなかった。
でも、ワタクシはめげない!
ヒントはDREAMS COME TRUEの「時間旅行」である。
そして2012年の5月12日である。

この「時間旅行」は1990年のリリースで、歌詞の中に
「指輪をくれる?ひとつだけ 2012年の金環食まで待ってるから~
飛び切りのヤツを忘れないでね~♪」
というフレーズがある。

そうなのである!来る2012年に日本で金環食が見れるのである!
それにしてもこの歌詞は壮大なスケールで時間の流れを感じてしまう。
22年後の出来事を想定?しているとは・・・なかなか気の利いた歌ゴコロを感じる。

で、ここで疑問に直面するのである。
「皆既日食」と「金環食」の違いとは何か?
ということである。

どちらも月が太陽を隠すワケなのだが、月の軌道は楕円形なので地球から
遠ざかる位置での日食か、地球から近い位置での日食かの違いらしい。
前者が「金環食」で、後者が「皆既日食」となる。
「皆既日食」では太陽が完全に隠れてしまうが、「金環食」では月の位置が
遠いので月の大きさが太陽より小さくなる。で、そのはみ出た太陽の部分が
金の環状態になるので「金環食」と呼ばれている。

何はともあれ、2012年の5月12日に早くも想いを馳せているオジサンなのである。

(写真は1987年 9月23日 沖縄で観測された金環食である)

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2009年5月30日 (土)

砕氷艦2代目「しらせ」一般公開

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砕氷艦2代目「しらせ」が母港・横須賀で初公開されている。

ちょうど一年前には初代「しらせ」の最後の一般公開が行なわれた。

砕氷艦2代目「しらせ」は今年(2009年(平成21年))の5月20日に、ユニバーサル造船舞鶴事業所において、竣工式・艦旗授与式が行なわれ母港となる横須賀港に回航してきたばかりである。
船内に満ちているペンキ(塗装)の匂いが新艦であることを印象付けている。

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初代の「しらせ」は何回も見ているが、見た目の新しさは特に感じられないが、約5か月間の航海で出るゴミ、汚水は船内の装置で処理するなど、南極の環境に配慮した「エコ・シップ」となっている。
基準排水量約1万2650トン、全長138メートル、幅28メートル。観測隊員の定員は、3代目の60人から80人に増えた。建造費は約380億円。

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     護衛艦に挟まれているが手前のオレンジの船体が2代目「しらせ」で奥の船体が初代の「しらせ」

で、初代「しらせ」は老朽化のため昨年退役し、自治体や企業に保存を条件とした船体購入を呼び掛けたが折り合いが付かず、いかりなど一部を残し解体処分が決まっている。しかし、くず鉄相場の下落で解体も思うように進んでいないのが現状である。

そして、先日のニュースで気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)が「気象や環境問題の情報発信や議論の場として活用したい」と、買い取りを文部科学省に提案したという記事を目にした。
可能なら保存してもらいたいと願うオジサンである。

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2009年5月27日 (水)

コンセントレス家電? ワイヤレス家電?

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先日のニュースで総務省が何やら凄いことを計画しているということを知った。
何でもコンセントレス、いや違うワイヤレス家電らしい。
これは磁場を発生させて家電器具が共鳴、離れていても電気が使えるようにするというワイヤレス電力供給で、これが実用化されると住宅からコンセントがなくなり、家電を自由に配置できるという。そして「ライフスタイルに大きな変革をもたらす」と指摘している。

で、このワイヤレス電力供給システムだが、、▽電流を通したコイルから発生する磁力によって電力が生じる電磁誘導型▽電波を電力に変換する電波受信型▽磁場などの共鳴を利用した共鳴型の3方式があるらしい。

凄いとは思うのだが、何やら怖いとも感じる。

総務省では電磁波の人体への影響なども調べ、安全利用の基準作りにも取り組む、としているが電磁波の人体への干渉がいまだによく解明されていないのに技術だけが先行しているような気がする。

平成15年の実用化を目指すとしているが、電磁波だらけの世の中に不安を感じるオジサンである。

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2008年10月 5日 (日)

2008年 国際航空宇宙展(JA2008)

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2008年 国際航空宇宙展(JA2008)は4年毎に開催されている、航空と宇宙関連の技術展である。

ワタクシ、10代始め頃には他の少年と同じようにプラモデル造りから軍事モノにハマった時期がある。
で、やはり飛行機には特別の思い入れがあった。

最近では年と共にメカに弱くなっていくように飛行機への思いも薄れていったが、
日本の最先端技術をこの目で確かめたくて「2008年 国際航空宇宙展」へ行く。

4・5日はパブリック・ディということもあり、家族連れが多い。
また、女性の見学者が多いのにも驚いた。

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月周回衛星「かぐや」の公式レポートやら「宇宙服ファッションショー」などもあり一日いても飽きない。

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欧米の各メーカーの展示スペースが大きく、日本市場への売り込み?に熱心なのがうかがえる。

ヨーロッパのユーロコプターは実機を2機も持ち込んで大々的にアピールしていた。

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このNH90は最新の軍用ヘリである。

また、地味ながらコックピット・ディスプレイ・システムを体験できたのが面白かった。
これはヘルメット装着式のヘッドマウントディスプレイで必要な情報を表示されるものである。

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IHIの展示ブースでは日本が最初に開発したジェットエンジンの実物が展示されており熱の入った説明に思わず引き込まれる。
これはネ20ターボジェットエンジンで、海軍航空技術廠とIHIの前身企業によって開発され、終戦直前の1945年8月7日に特殊戦闘機「橘花(きっか)」に搭載され,高度600mにおいて12分間の初飛行に成功している。
戦後アメリカに接収されたが、その後に永久無償貸与されているものである。

第二次大戦中、ジェット機を飛ばしたのは日本とドイツだけという事実に改めて驚く。

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また、今回の展示の最大の目玉は防衛省ブースに展示されていた「全機実大RCS試験模型」で、レーダーに映りにくいステルス性能と高運動性を両立させた、いわゆる“第5世代戦闘機”で通称「心神」と言われている。

部品などの小さいながら技術力を持ったメーカーのブースも充実していた。
日本の最先端技術は、町工場レベルの部品加工技術の積み重ねであるということがよく分かる。

科学技術の進歩と国防、そして宇宙開発。
NASAの技術からスピンアウトされた製品も多くある。
民生に多く活用して、日本経済を活発化して欲しいと切に願う。

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午後からは臨海パークでデモフライトが行なわれていた。

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2008年9月21日 (日)

iタッチ・ガイドシート

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ワタクシ、展覧会の時には必ず音声ガイドを利用している。
で、「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」でも音声ガイドは利用したのだがこれがスバラシイ!
通常は首からトランシーバーもどきをぶらさげて、番号を入力するというもので作品番号を確認して番号を入力するのが煩わしかった。

だが、今回の音声ガイドシステムはiタッチ・ガイドシートというもので、手渡されたガイドシートには出展作品が印刷されており、絵の上をペンで触れるだけでガイドが再生される仕組み。視覚的に直接認知できてインターフェースも簡単で、これはガイドシステムとして実に優れている。

メーカーサイトの説明によると、手のひらサイズでペン型の音声再生専用ツールで、通常印刷の上に視覚では識別のしづらい特殊印刷を施し簡単にi-タッチペンで触れるだけで音声による情報提供を可能としたとある。

なかなかのスグレモノであり、今度、応用の場が広がっていきそうな予感を感じた今日この頃である。

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2008年8月30日 (土)

かながわエコカー競技大会

最近ではガソリンが高騰し、全国平均でレギュラー 170円/リットルである。
で、皆さん燃費をいかに節約するか苦労されている訳で、リッター10キロとか15キロ走った、という話を小耳に挟む。

いかに効率よく走るか、これはドライバーなら誰もが考えたことがあるだろう。
そしてこの燃費を争う競技があり、今日は追浜で「かながわエコカー競技大会」が開催された。

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競技は、日産自動車株式会社追浜工場「GRANDRIVE」内の特設コースで行なわれ、
自作の1人乗りフレーム(車体)に50ccエンジンを載せ、 「1リットルのガソリンでどこまで走れるか?」を競うものである。
優勝は日産自動車 座間事業部で、気になる燃費はナント!914.28km/リットルである。
これはスゴイ!と感心していたが、昨年の全国優勝記録は1103.936km/リットルだという!

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コーナー部で見ていたが、コーナー部は惰性で走っている車が多かった。そして直線部にさしかかるところでエンジンをかけて加速していく。ナルホドね。エンジンをかけないのが最大の燃費節約である。
車体を軽くして、空気抵抗を減らし、運転も極限までロスをなくす方法を考える。

また最大のエコカーであるソーラーカーの展示、試走も行なわれた。
来年、各社から電気自動車が発売される。まだ1台当たり300万と高いが100万+50万の補助金が出るという。
エコカーはようやく実現の一歩を歩み始めたのだな、と感じた今日この頃である。

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2008年7月 3日 (木)

地球シミュレーター再び

日本沈没 第二部の影の主役は“地球シミュレーター”である。
物語ではオーストラリアにある日本政府所有の“地球シミュレーター”が世界的大異変を予測するわけなのだが、この“地球シミュレーター”は実在する。

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場所は横浜は杉田にある海洋研究開発機構の構内にあり、縦65m、横 50m、高さ17mの体育館のような建物の中に設置されている。当然免震構造となっており、更に付近の首都高速道路などを走る車の違法無線などの対策のため電磁シールドが張られているのである。

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去年、初めてご本尊を拝見し、その凄さに圧倒された。
で、今年も海洋研究開発機構で行なわれた公開セミナー「内陸で起きた最近の大地震」を拝聴した後にご本尊を拝見してきた。

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照明を切った室内の“地球シミュレーター”は幻想的である。

この“地球シミュレーター”だが今年の10月から随時新型コンピューターに入れ替えていくという。
ランニングコストは1年間で40数億円も掛かり、電気代だけでも年間5億円も掛かるらしい。
で、汎用製品に転換し、コストを抑えて性能向上を図るということであり、次期地球シミュレータは倍以上の性能となり、100テラFLOPS程度まで引き上げるという。
これは現段階では世界2位を狙える値だが、09年の時点ではトップ10位入りも難しいが、“地球シミュレーター”としての能力はトップクラスだという。

この“地球シミュレーター”が世界的大異変を予測するという事態は避けたいが、シミュレーションの結果暖化は着々と進んでいるみたいである。

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2008年6月21日 (土)

公開セミナー「内陸で起きた最近の大地震」

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最近、中国の四川や岩手・宮城の内陸で大きな地震があった。
そして、大地震シミュレーション小説も先日読んだ。

そんな矢先、「内陸で起きた最近の大地震」という実にタイムリーなセミナーが横浜は杉田にあるJAMSTEC横浜研究所で開催された。

四川や岩手・宮城の地震はどちらも逆断層だという。

東西に近い方向に力が加わり、両側から押されている。押されると、どちらかの面が上に上がる割れ方をするのが逆断層である。

そしてどちらも地震分布によれば過去に何度か地震が発生しており、地震空白地帯ではないという。
地殻に傷(活断層)のあるところに地震は発生する。

「災害は忘れた頃にやってくる」という格言を改めて実感した今日この頃である。

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2008年5月10日 (土)

海洋研究開発機構一般開放

日本は地震大国である。
先日も関東地方に地震があった。
それもそのはずで4つのプレートがぶつかりあっているからである。

で、ワタクシは常日頃から地震のメカニズムや最新の地震科学を知ることが、防災の第一歩であると考えている。
そして今日は、その研究機関の一つである「海洋研究開発機構」(JAMSTEC)の一般開放日である。
これは行かねばならぬ、ということで追浜まで足を伸ばす。

ここは去年も訪れている
今日は生憎の雨であるが大勢の人々が来ていた。
ちなみに横浜にも海洋研究開発機構の施設がありここにはアノ「地球シュミレーター」がある。

基本的には去年と同じ展示内容だが、今度はじっくりと説明を聞きながら見学する。

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プレート境界帯を掘削することによる地震発生のメカニズムを解明する。

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マントル内部の複雑な動き

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海底地震計、わずかな振動でも記録される。

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で、これが深海曳航システム「デュープ・トウ」
最近ではイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」をの衝突事故の調査にも用いられた。

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深海13,200mの圧力で破壊された破片。
深海の圧力の凄さがわかる。

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かいよう7000
無人探査機ではあるが水深7,000mまで潜行できる。
ランチャーとビークルの2つで構成されている。

何はともあれ地震とは何ぞや?
防災とは何ぞや?と問いかける良い機会である。

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