水戦争
水戦争―水資源争奪の最終戦争が始まった (角川SSC新書) (新書)
柴田 明夫 (著)
地球から水がなくなる・・・世界で起こる水戦争とは?
石油の高騰などよりも、最も懸念すべき資源の問題は、世界的な水不足。やっかいなのは石油や石炭などの資源と違って、水には代わりになるものがない。
最近の国連の報告書によれば、「2025年までに世界人口の半分に当たる35億人以上が水不足に直面する」恐れがあるという。
水問題の専門家、ピーター・H・ブライク博士によれば、「人間が生存するには1人1日当たり最低50?の生活用水が必要だが、平均してそれ以下の生活用水しか使用できない国が55カ国もある」。
実際、現在、世界人口の2割に当たる12億人が不衛生な水しか飲めない生活を強いられている。
実際に、ヨーロッパ、インド、アフリカ、アジアなどでは複数の国家をまたいで流れる「国際河川」での開発や取水をめぐる紛争が起きている。
(例)コロラド川(アメリカ・メキシコで水の過剰利用と汚染)
ヨルダン川(イスラエル、ヨルダン、レバノン他で水源地域の所有と水配分)
チグリス・ユーフラテス川(トルコ、シリア、イラクで水資源開発と配分)
漢江(韓国・北朝鮮でダム建設と環境)
ナイル川(エジプ、スーダン、エチオピアによるダム建設と水配分)
ドナウ川(スロバキア、ハンガリーによる運河の為の水利用)など
中でも、水資源の利用量が世界の他の地域と比べて圧倒的に高いアジアで今後、水戦争が頻発する危険性が高い。
コンビにでは500mlのペットボトルの水が100円以上する。
確かに今では水は石油より高い?かもしれない。
水は大切に使わなければならない、と痛切に感じた今日この頃である。
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