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2014年12月16日 (火)

EXODUS: GODS AND KINGS  邦題「エクソダス:神と王」

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気怠い日曜日の午後、近所の日本レストランにてビール&「カツ煮定食」でまったりと遅めのランチをとった後は、
お決まりの「CINEMA 21」(映画館)へと足を運ぶ。
先日より公開されている“EXODUS: GODS AND KINGS” (邦題「エクソダス:神と王」)を観るためである。

この映画だがモーセの「十戒」の最新バージョンである。
旧約聖書の出エジプト記をもとにして、モーセに率いられたヘブライ(ユダヤ)人達がエジプトを脱出する過程を描写した作品であり、
海が割れる?シーンは特に有名である。

約2時間30分の大作ながら、あの長大な叙事詩をこの時間内に収めるのはやはり無理があるなぁ・・・
そして、この映画は偉大なる預言者「モーセ」というよりは、一人の苦悩する人間「モーセ」を描いているのだろう。

ワタクシ個人的にはランチ後のまったりとした時間を寝ることなく楽しみながら鑑賞できたので星3つなのだが、
一部の歴史マニアの間では「歴史・時代考証」がいい加減だと批判されているらしく、ツッコミどころ満載といったカンジらしい・・・・

確かに最近の調査・研究でも「鞭で打たれた」とか「奴隷」だったという説は古く、
パンやビールなどが与えれて待遇は悪くなかったという。

あの時代騎兵はいなかったし、ましてやサラブレッドに乗っていたとは・・・

そして、出エジプト40万人という数字はあまりにも盛り過ぎで、実際に起きた出来事だったとしても数百人程度だったのでは?
というのが最近の定説らしい。

何よりも、旧約聖書の核心部分ともいえるユダヤ人の出エジプト、ダビデ、ソロモンの軍事的大勝利といった出来事を示す物が
何一つ発掘されていないという事実がある。
(最近 ノアの方舟の木片が発見されたというニュースがあったがどうも怪しい・・・そういえば・・去年?これも映画化されていたなぁ・・・)

おそらく、旧約聖書はその当時のユダヤ民族が「こうあって欲しい」「こうあるべきだ」と考えた自分達の先祖の業績を、
自分達が当時置かれた政治的、民族的立場に何らかの正当性を与えるために作った大いなるフィクションなのかもしれない。

歴史に隠された真実とは? 最近このテーマをつらつらと考える今日この頃なのである。

ちなみに“EXODUS”とは
1【可算名詞】 [単数形で] (大勢の人の)外出; (移民などの)出国 〔of,from〕.
2 a  (イスラエル人の)エジプト出国[退去].
  b  【聖書】 出エジプト記 《旧約聖書中の一書; 略 Exod.》.
という意味になる。

今日の最新ニュースでは
北米映画興行収入、「エクソダス:神と王」が初登場首位
という記事が掲載されていた。

やはり、この手の老若男女が楽しめる映画は人気があるのだが、
リドリー・スコット監督のこの映画を作った本意は何なのか?興味がある。

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2013年10月 8日 (火)

「Gravity」(邦題:ゼロ・グラビティ)

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「Gravity」 (邦題:ゼロ・グラビティ)

暇ツブシのつもりで観たのだがその圧倒的な臨場感とリアルな描写に打ちのめされ連日のご鑑賞。
あの映像をもう一度“体感”したいと思い土曜日に引き続き日曜日も観てしまった。
こんな映画は始めてである。

登場人物はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニの2人だけであるが、ジョージ・クルーニーは冒頭部分と
幻想シーンに登場するだけで全編を通じてサンドラ・ブロックがもがき苦しみ戦っている姿を描いている。

それにしても凄い映画を作ったもんである。
これほどまでリアルな宇宙空間を描いた映画があっただろうか?
あのジェームズ・キャメロンも「これは史上最もすぐれた宇宙の映像美で創り上げた、史上最高の宇宙映画」だと絶賛している。

一体どのような撮影技術であの宇宙空間を再現したのだろうか?
キュアロン監督はこの作品のためにある技術を開発したと言っている。
どうやら宇宙飛行士を演じた俳優たちは隔絶され、球形の奇妙な装置の中に吊られた状態で撮影を行ったらしい。

そしてサンドラ・ブロックの緊迫した演技にこっちも息苦しくなってくる。
酸素(空気)の有難味と地に足がついている幸せを実感する。

タイトルの「Gravity」だが意味は
①重大さ,容易ならぬこと; (罪・病気などの)容易ならぬこと,重さ.
②まじめさ,真剣さ,厳粛,沈着.
③地球引力,重力; 引力、そして重力加速度
などがある。
邦題の「ゼロ・グラビティ」は無重力(状態)を意味しているのだが、
この映画の本質は「重大さ,容易ならぬこと」だろうとココロの中で軽く突っ込む・・・

そしてその本質の「Gravity」だが「スペースデブリ」(宇宙ゴミ)だとワタシは思う。
スペースデブリで宇宙船が破壊されてゆくシーンは凄まじい。
このスペースデブリは現在でも4,500トン以上が宇宙空間を高速で移動しており、
秒速10km/s以上で移動しているデブリもあるらしい。
そしてスペースデブリの直径が10cmほどあれば宇宙船は完全に破壊されてしまう。
この直径が10cmほどのデブリだけでも約9,000個あり、1mm以下の微細デブリまでも含めると
数百万とも数千万個とも言われている。

世界的規模でこのデブリを監視する活動が行われおりスペースガードと呼ばれている。
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)の宇宙監視ネットワーク(Space Surveillance Network、略称:SSN)、
ロシアの宇宙監視システム(Space Surveilance System、略称:SSS)、
日本でも美星スペースガードセンター(BSGC)、や上斎原スペースガードセンター(KSGC)の2施設でデブリの監視が行われている。

宇宙旅行も現実味をおびてきた昨今だが、この映画を観て躊躇する人がいるだろうなぁ・・と思う今日この頃。
何はともあれ「ゴミ」は放置してはいかんのだが、どのように処分するのか?
陸地・海・宇宙そして核のゴミも含めて人類永遠の課題なのである。

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2013年3月23日 (土)

ジェノサイド

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ご存知2012年版「この ミステリーがすごい!」の1位の「ジェノサイド」である。
遅ればせながら拝読しましたが、久しぶりにオモシロイと感じた本である。

このジェノサイド(英: genocide)とはギリシャ語の γενοσ(種族・国家・民族)と
ラテン語の接尾辞 -cide(殺)の合成語であり、ユダヤ系ポーランド人の法律家
ラファエル・レムキンにより1944年に造語されたもので、人種や文化の集団に対する組織
的な殺戮を意味している。

ユダヤ系ポーランド人ということでナチス・ドイツのユダヤ人虐殺(ホロコースト)を
念頭に置いている事は容易に想像できる。
また、スターリンの大粛清や、毛沢東の文化大革命、ポルポトのカンボジア虐殺、ルワンダの
フツによるツチ虐殺なども該当する。そして1948年に集団殺戮行為を禁止し、防止し、
処罰するするジェノサイド条約が国際連合で採択される。
その後2006年の「コンゴ民主共和国領における武力行動事件」はジェノサイドと認定さ
れた事例の一つである。

そのコンゴが舞台の一つになっている小説である。そして日本も舞台になっている。
で、アメリカの特殊部隊がコンゴで集団殺戮を計画するにあたり基になったのが
「ハイズマン・レポート」であるが、このレポート、じつは高野和明氏の創作に
よるものなのである。
この「ハイズマン・レポート」は人類の絶滅要因を研究・提言しているものなのだが、
その中に新人類の旧人類(我々人間・・)にたいする脅威があり、これがこのストーリーの
重要なキーワードの一つになっている。
そして日本を舞台にした展開のキーワードが「肺胞上皮細胞硬化症」という不治の病な
のだがこれも高野和明氏の創作なのである。実在する不治の病について、“治療法が見
つかった”と書くことに、倫理的なためらいを覚えたのだという。そりゃそうだ。
で、これらの虚構のリアリティが実在の世界の中でこれでもか!とたたみかけてくる様は
実に迫力がある。

あと、人間(男女)の距離感を
「つかず離れずのファンデルワールス力」
「お互い大きな組織の一員で身動き取れない金属結合」
「目指すは共有結合」
などとのたまう理系男子学生同士の会話もオモシロイ。

多少他民族に傾いた描写がなきにしもあらずチョット違和感も覚えるがそれを差し引い
ても読まずに死ねるか!の1冊である。
まぁ、人間というのは実に愚かな生き物なのだと改めで感じた今日この頃なのである。

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2012年1月15日 (日)

カメラの記憶   トゥルム(メキシコ) そして 「Against All Odds」

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「カリブの熱い夜」という映画がある。原題は「AGAINST ALL ODDS」で、
この映画は日本で観た。
まぁ、映画自体は当時流行った「マイアミ・バイス」のエッセンスであるシティ&リゾートの香りを散りばめた小粋なラブ&サスペンスもので
あまり記憶に残らないような映画だった・・・・・・「2つのこと」を除いては・・・・・・・

その「2つ」とは主演女優のレイチェル・ウォード、そしてロケ地の風景の美しさである。
特にレイチェル・ウォードが佇む、 トゥルムの海岸の美しさは眩暈がするほど衝撃的であった。
マヤの遺跡と美しく輝くカリブ海の青い海の対比、砕ける白い波が私を「夢」の世界へと誘う。
この時から、ここに行ってみたいという気持ちが強くなっていった。
そしてそのチャンスは意外と早く訪れた。

その1年後に渡米、マイアミ大学在学中に衝動的にメキシコ行きを決意する。
思えばマイアミとメキシコは近い、その思った瞬間から計画実行まで2週間でメキシコに飛んでいた。

カンクンからレンタカーを飛ばして約2時間でにトゥルムに着く。
夢にまで観た「その地」はカリブの風が吹き、潮の香りが鼻腔をくすぐり、強い日差しが肌を焼いた。
夢が現実になった瞬間である。

そして同じく映画のロケ地にも使われた「チチェン・イッツァ」まで足を伸ばした。

ちなみに「Odds」は、ギャンブルの「オッズ」のことで、「勝算」や「見込み」という意味で、
「Against All Odds」とは、全てのオッズに逆らうということで、「大きな困難にもかかわらず」
「ほとんど勝ち目がないのに」という意味の熟語となる(そうだ)。

まぁ、ストーリー的には納得出来る題名なのだが、邦題の「カリブの熱い夜」という直感的な題名とは
言葉の響きがまるで違う。
当時はこのような安直な邦題を付けた映画が多かった。そして原題と邦題の違いに大いに悩んだものなのである。

当時はまだカンクンも開発中でそれほど有名ではなく、トゥルムも観光地とはいえ訪れる人は少なかったが、
今では多くの観光客が訪れていることだろう。

人気(ひとけ)が少なかった「トゥルム」がやけに懐かしく感じられる今日この頃なのである。

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2011年7月31日 (日)

カメラの記憶 「Whatever floats your boat.」・・・好きにすれば・・・・

インドネタが少ないので過去のネタから蔵出ししませう。

去年の11月ドバイのフェスティバル・モールで
「Whatever floats your boat.」
というポスターを見つけ面白そうなので見学?することにした。

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「Whatever floats your boat.」とは直訳するとあなたのボートを浮かせるためなら、何でもお好きなようにすれば、ということで、要するに手作りボートコンテストなのである。

まぁ、何というか勝ち負けを争うというよりはいかに自分たちも楽しくかつ観客を楽しませるかという趣旨の催し物である。

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ボートを浮かせるためなら、何でもお好きなようにすれば、ということだが水に浮かべ人が乗り込んだとたん水没するボートやら転覆するボートが続出でまともに設計?されていなアバウトさ?が見ていて楽しい。

で、この「Whatever floats your boat.」だが、アメリカ英語の慣用句で勝手にすれば、好きにすれば、お好きなようにという意味もある。(らしい)

まぁ、個人的にはこのような長い慣用句は使わない。というか知らなかったし、これからも使わないだろうなぁ・・・・
使うのは簡単で短い、「 It's up to you.」である。

他には
「To each his own.」 や 「Suit yourself.」や「See if I care!」などがあるらしいが、
ワタクシはネイティブスピーカーではないので違いはイマイチ分からない。

好きにすれば、勝手にすれば、あなたが決めて、などなど、、日本語ではそのニュアンスの違いで使い分けているのだが・・・・・

まぁ、、「 It's up to you.」は 他力本願、貴方任せの人生、長いものに巻かれろ的主義のワタクシにとって非常に使用頻度の多い慣用句なのである。
 

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2009年2月26日 (木)

「OK」の語源

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今も昔も老若男女が日頃からよく使う英語の単語に「OK」がある。
で、その語源などなったく気にしないで使っていてが、ある日フト気になり語源を調べた。
が、しかしその語源がイマイチよくわからない。
      ↓
http://eigo.be/etymology/ok.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/OK_(%E8%A1%A8%E7%8F%BE)

諸説イロイロあり、今ではどれが正論なのかわからないらしい。
まぁ、その中でももっともらしいのが「大統領勘違い説」である。

米国第七代大統領であるアンドリュー・ジャクソンは今の20ドル札にもなっているほどアメリカの発展に貢献しているのだが、英語のスペリングがイマイチだったらしい。

そしてある書類へのサインで“all correct”(全て良し)と書くところを、“oll korrect”と書いてしまった。
このスペルミスをボストンの新聞社が発音の頭文字をとってOKと表記したのが始まりだという。

現在の日本の首相も漢字が読めなくて苦労しており、歴史に残るようなエピソードを作ってもらいたいと密かに思っているのだがそこまでの器量?はないかもしれない。

             Chefsaysokay

そうそう、日本では指で“輪”を作りOKのサインを表すが、これは欧州・中東・ブラジルでは卑猥な意味を表すので注意が必要である。
世界的にはOKを表す仕草では親指を立てるのが無難である。
ボディトークは意外と難しい。

日本の常識は世界の非常識の良い例かもしれない

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