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2014年12月26日 (金)

ガムラン、そして“ユーミン”と“お経”の関係

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予てより疑問というか気になっていたことがあったのだが、先日あるブログにその「解答」らしき記事を見つけ、
長年の蟠りがスーッと溶けていったのである。

その“気になっていたこと”とは・・・・
ユーミンの歌を聞いているといつの間にか“お経”の様に感じてくる、ということである。
この“話題”の歴史?は古くワタクシが20代の頃からである。
生きつけの床屋のマスターが音楽好きで音楽ネタで会話が弾んだのだが、定期的に話題になったのが
「ユーミン=お経」説なのである。

松任谷由実 最強のヒットメドレー

で、そのマスター曰く、
「ユーミンの歌を聴いていると眠くなっちゃうんだよね~・・まるでお経を聴いているようだ・・・」
ワタクシもまったく同じように感じていたので、二人して「何でだろう~なんでだろう~」とテツ&トモ状態に陥り、
何の解決を見いだせないまま悶々としつつ無言状態?が続き、その無言状態がいたたまれず、
どちらからともなく無難な話題に変えてその場をやり過ごしてきたのであるのだが・・・・

ようやくその「答え」が分かったのである。オジサンはウレシイ!
要するに“発声方法”が同じらしいのである。といっても万人が真似ができる発声方法ではない。
声を鼻から上に抜けるように出し、“頭蓋骨を反響”させて発声してという。
つまり“頭蓋骨を反響”させ“倍音”(成分)を含んだ発声をしているのである。

倍音とは簡単に説明すると元になる音程つまり基音とオクターブ違いの音も一緒に響かせることで、
非常に深みのある音色?になる。まぁ和音を発声するということですな。
ギターやピアノならいとも簡単に和音が出せるのだが、人間様の声帯は一つしかない。
で、頭蓋骨を反響させて和音(倍音)を発声させるのである。

般若理趣経

で、お経も同じく倍音発声させて“唱える”のだが、
声の中に倍音成分が含まれているか否やでお経のウマイ、ヘタが分かる。
仏教用語に「声明」(しょうみょう)という多数の僧侶が声をそろえてお経を唱える行があるのだが、
「倍音」を意識した「声明」があり「倍音声明」(ばいおんしょうみょう)と言われている。

ホーミー

「倍音声明」や「倍音発声」はチベット仏教やモンゴルのホーミーにその起源があるようだ。
特に集団でお経を唱えていると次第にトランス状態になり精神世界へとトリップしてゆく。
どうやら何人かの坊さんの声には高周波の倍音が含まれており、その高周波の倍音を聞いていると
脳波にシータ波やアルファ波が強く出てリラックスの極致へと導いてくれるらしい。
で、ユーミンのアノ無機質な声だが、あの声には、一般人よりも多くの「倍音成分」が含まれており、
しかもそれが高周波の領域にまで及んでいるという。
エライコッチャ・・・ユーミンサウンドの秘密が脳波にあったとは・・・

まぁ、倍音による合法的?脳内トリップという“ユーミン”と“お経”の共通点は何となく理解できるのだが、
“頭蓋骨を反響”させる発声方法とは如何に得とくできるものなのか?
声質や音域、そして頭蓋骨の形状?や脳ミソの密度も関係するのか?
実に謎が謎を呼ぶ倍音発声問題なのだが、それはさておき倍音を利用した演奏形態がインドネシアにはある。
それは「ガムラン」である。

ガムラン

ガムランは対になっている楽器で倍音を出す。しかもその音程を微妙にずらしてあり、
ずらすことで「うなり」が出るようにチューニングされているのである。
そして、個々の楽器が同じ旋律を何度も繰り返し、それぞれが他の楽器の合間合間にリズムを刻んでいくので、
個々の旋律は単調だけれど複雑な「うなり」サウンドを生み出していくのである。

ガムランの倍音「うなり」サウンドをバックバンドにして、倍音声明を意識した坊さん達のお経バックコーラスで、
ユーミンが歌うとどうなるか?  実にキョーミがありますなぁ・・・
脳内アルファ波、テンコ盛り状態や~(彦摩呂バージョン風・・・)
どこかのテレビ局の音楽番組で是非企画し実現させて欲しいと願っている今日この頃なのである。
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取りあえず「実験」ということで上記の「お経」と「ガムラン」を適当に再生してみてください。
見事にマッチしますなぁ、・・・・
で、ユーミンの遅いテンポの曲も同時に再生するとこれも不思議に合いますなぁ・・・・
イヤ~面白い・・・・・

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