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2013年11月 3日 (日)

裸足の文化 そしてカキアヤム

一時帰国で日本から戻り早2週間。
インドネシアでは雨季に入り夕方近くにスコールが来る。そんな今日この頃である。
で、今回は裸足の話である。

インドネシアの人々は家の中では裸足で過す。
これは勤務先の事務所でも同じである。
床が石張、プラスチックタイルでもカーペットでも裸足で歩く。
老若男女の区別なく裸足で歩く。
まぁ、中にはサンダルを履く者もいるが90%以上の割合で裸足である。

2403

カキアヤムな足

外出する時にはサンダルを履く。
靴は履かない。靴を履く多くはオフィス街で働くサラリーマン・ウーマンや
制服で勤務する職業の人達である。
その人達も事務所では裸足の者も少なくなく、靴下も脱いでしまう。

さぞかし気持ちが良いことだろうとワタシも思う。
出来ればワタシも裸足で過ごしたいと思うのだが出来ない。
恥ずかしさもあるのだが、ガラス片や画鋲などを踏んでしまうことを
無意識で恐れているのかもしれない。

しかし、裸足で生活し外出もするようになると
一カ月程度で画鋲などを踏んでも気が付かないくらい足の皮が厚くなるという。
現在の日本でも裸足生活を実践している人達がいる。
裸足で電車にも、新幹線にも乗り、ホテルでも断られたことがないらしい。
飛行機にも問題なく乗れ、ディズニーランドも咎められずに入園出来たという

まぁ、ドレスコードが決められている格調高いレストランではさすがに入店は無理だろうが、
一般の飲食店には咎められずに入店は出来る。
学校の校則には変なものが多いが裸足で通学してはいけないという校則はないらしい。
まぁ、学校によっては裸足教育を推奨しているところもあり、皆さん元気よく裸足で校庭を走っている。
昭和30年代の鹿児島小、中学校では通学は裸足が多かったという。
これが社則となると客商売の手前さすがに裸足で通勤は一般通念上ありえないだろう。
また、女子社員の素足禁止、ストッキング着用の義務化というのも多い。

そういえば昔いたマイアミ大学では気候が温暖ということもあり裸足で歩いている女性を多く見かけた。
校内という気安さもあるのだろう、ドミトリーの廊下やキャンパスの通路を裸足で歩いていた。
また、郊外でも徒歩圏内の買い物なども裸足で歩いていた。
これらは全て女性である。男性で裸足で歩いている輩は見かけたことがない。

ところ変わってオーストラリアではスーツを着たサラリーマンも裸足で歩いているらしい。
こうなると裸足大国である。これも気候が温暖だからであり、雪国ではさすがに無理だろうと思っていたが、
強者になると裸足で雪の中を歩くことができるらしい。これはスゴイ!!

で、裸足素人のワタクシが思うに裸足だと困るなぁというシチュエーションはトレイである。
裸足で公園や飲食店のトイレは入りにくい、というよりは入りたくない。
一般的な衛生観念上そう思い込んでいるだけかもしれないが、
裸足マニアの方々は全然気にならないという、こうなると足の皮の厚さとツラの皮の厚さが
同調?しているのではというワケが分からない論理が脳裏をかすめるのだが・・・
まぁ、これはさておき・・・・・話はインドネシアの裸足である。

家の中や事務所の中では裸足の人が多いのだが、これはやはり気候が温暖で裸足でも
過ごしやすいということと、イスラム教の場合一日5回のお祈りの時、モスクは入る際足を洗う儀式があり、
これも裸足の方が都合がよい理由なのかもしれない。
中東のドバイでも足元はサンダルでも高級レストランに入れたのもこのような理由なのかもしれない。

インドネシアでもサンダルは人気で靴コーナーの大半をサンダル売り場で占めている。
が、一般的にはゴムサンダル、通称ビーチサンダルの方が一般的である。
サンダルはよそ行き用で、普段は皆さんゴムサンダルが多い。

でこのゴムサンダル、通称ビーチサンダルなのだが、最初の開発には日本人が関わっている。
1952年(昭和27年)にアメリカ人のレイ・パスティンと内外ゴムの技術者生田庄太郎によって開発されている。
意外と歴史は浅いのだが、サファー御用達人気から今や世界的に普及している。
日本では葉山の「げんべい」が有名やね。

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で、話はインドネシアの裸足である。
ジャカルタから一歩郊外に出れば裸足の農夫が炎天下の舗装道路を歩いていたりする。
普通に歩いているので熱くはないのだろう。
真夏の砂浜を裸足で歩けないワタクシは軟弱者ということになる。

インドネシアの地方のホテルに行くとホテルの従業員は裸足のところが多い。
また、パーティなどのボーイも裸足で、この場合裸足は客人への敬意の表われとなる。
そしてさらに僻地の山奥に行くと裸足で野山を歩き回る人達もいる。
で、これらの人達の足の指は共通しており開いている。
この開いている状態が鶏の足に似ていることからこのような足をカキアヤム(kaki ayam=鶏の足)という。
まぁ、健康な足の証拠なのであろう。
そしてこの開いている足の指で器用にモノを掴めるという。

本物のカキアヤムだが、中華料理の食材でもある。
特に飲茶の 「鼓汁鳳爪」や「辣汁蒸鳳爪」が定番で有名。
ちなみにワタクシは嫌いではないのだが食べにくさから積極的には食さない。

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そうそう、2020年のオリンピックに東京が決まった。
1964年(昭和39年)の時はワタクシは小学生で、マラソンはエチオピアのアベベが優勝した。
この記憶が鮮明なのだが、何故鮮明なのか?彼は裸足で走ったのである。
街中育ちのワタクシにはこの裸足で走るということがそうとうショッキングだったのかもしれない。
そして現在は裸足マラソンが密かなブームらしい。

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裸足シューズ??

で、疑問が湧いてきたのである。
カキアヤムでマラソンは早く走れるのか?・・・と思案にくれる今日この頃なのである。

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コメント

初めまして、とても興味深い記事ですね。

自分は、記事にもあるような、日本で10年ほど裸足生活をしている者です。鹿児島在住です。

よく言われる怪我の心配ですが、道路事情とモラル意識の高い日本、つまずいて転ぶとか、ガラス、釘が落ちているという状況に遭遇することは、殆どありません。

飛行機、新幹線、ホテル、お客様第一主義の浸透しているサービスに関しては、裸足を指摘される事は、まずありません。

個人商店、グレードの低めのホテルで、一度ずつ指摘されましたが、サービスのクオリティも低かったです。

投稿: ぽじー | 2014年9月23日 (火) 15時43分

自分は、病院や人の家に行く、座敷に上がるなど、必要な場合のみサンダルを履き、それ以外は、一年を通し、基本的にどこに行くのも裸足です。
初期こそ、会う人に指摘されがちでしたが、音楽活動などで人前に出る機会が多く、今では個性として受け入れられているようです。

裸足は、特殊な事ではあるのでしょうが、世間体や常識とすり合わせて、自分の好きな事を堂々とやっていれば、いずれ道は開けると感じています。

地元では、アスファルトや人工の公園ばかりなのが、残念です。

投稿: ぽじー | 2014年9月23日 (火) 15時50分

始めまして、「ぽじー」さん ようこそ戯言?のブログへ。
裸足の実践者からの生の声は非常にキチョーです。
そして「裸足の生活」が実にうらやましく思います。
しかし、自分で実践となると躊躇してしまう。

何かのきっかけでその蟠りがとけると一気に「裸足道」へ進んで行けると思うのですが、
まだその時ではないようです。

いかに世間とすり合わせるか?というよりも世間がゆっくりと認知してくれている。
という自然な成り行きに任せてもいいのでは?

これからも己の「裸足道」を邁進してください。

投稿: take4 | 2014年9月23日 (火) 20時47分

コメントありがとうございます。

自分は、10年前に、ネットで裸足愛好家の集まるサイトを見つけて、3ヶ月位迷ってから実践しました。

自分はプライベートでのしがらみがなかったのと、思いが強かったので、踏み出せた感じです。

最初の3年位はコソコソしてましたし、裸足で人と会うのも、ごく親しい友人たち位でした。

自分自身の恥ずかしいという感情を乗り越えて、前向きになってからは、周りにも割とすぐに受け入れました。元々趣味の音楽活動で、年中ビーサンで、顔が知られていたのもありましたが。

今では、人の家に行く事も多いので、TPOは意識してますし、それは込みで、裸足を楽しんでいます。

投稿: ぽじー | 2014年9月24日 (水) 22時24分

ブログにも書きましたが、こちらインドネシアでは「裸足」は当たり前です。

西洋文明により「靴文化」が入って来ましたが、郊外の農村部に行くと
皆さん、裸足で生活し野良仕事をしております。

趣味で山歩きをしており、先日ジャワ島で一番高い山に登りましたが、
地元の人は裸足で歩いていました。
さすがに岩場の多い登山道は靴を履いていましたがアプローチは裸足でした。

こちらにいますと「裸足」が自然に感じます。
かくいう私も普段は裸足というよりは「素足」で生活しております。
つまり、事務所では素足にサンダル、家では素足で生活しており、
外出時は素足にサンダルです。
靴を履く機会がめっきり減りましたね。


投稿: take4 | 2014年9月26日 (金) 09時51分

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