« ミーゴレンとナシゴレン、そしてケチャップマニスとサンバルの関係 part-2 | トップページ | 「オクトーバーフェス」と「横濱ジャズプロムナード」 »

2013年10月 8日 (火)

「Gravity」(邦題:ゼロ・グラビティ)

Gravityposter1600x336

「Gravity」 (邦題:ゼロ・グラビティ)

暇ツブシのつもりで観たのだがその圧倒的な臨場感とリアルな描写に打ちのめされ連日のご鑑賞。
あの映像をもう一度“体感”したいと思い土曜日に引き続き日曜日も観てしまった。
こんな映画は始めてである。

登場人物はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニの2人だけであるが、ジョージ・クルーニーは冒頭部分と
幻想シーンに登場するだけで全編を通じてサンドラ・ブロックがもがき苦しみ戦っている姿を描いている。

それにしても凄い映画を作ったもんである。
これほどまでリアルな宇宙空間を描いた映画があっただろうか?
あのジェームズ・キャメロンも「これは史上最もすぐれた宇宙の映像美で創り上げた、史上最高の宇宙映画」だと絶賛している。

一体どのような撮影技術であの宇宙空間を再現したのだろうか?
キュアロン監督はこの作品のためにある技術を開発したと言っている。
どうやら宇宙飛行士を演じた俳優たちは隔絶され、球形の奇妙な装置の中に吊られた状態で撮影を行ったらしい。

そしてサンドラ・ブロックの緊迫した演技にこっちも息苦しくなってくる。
酸素(空気)の有難味と地に足がついている幸せを実感する。

タイトルの「Gravity」だが意味は
①重大さ,容易ならぬこと; (罪・病気などの)容易ならぬこと,重さ.
②まじめさ,真剣さ,厳粛,沈着.
③地球引力,重力; 引力、そして重力加速度
などがある。
邦題の「ゼロ・グラビティ」は無重力(状態)を意味しているのだが、
この映画の本質は「重大さ,容易ならぬこと」だろうとココロの中で軽く突っ込む・・・

そしてその本質の「Gravity」だが「スペースデブリ」(宇宙ゴミ)だとワタシは思う。
スペースデブリで宇宙船が破壊されてゆくシーンは凄まじい。
このスペースデブリは現在でも4,500トン以上が宇宙空間を高速で移動しており、
秒速10km/s以上で移動しているデブリもあるらしい。
そしてスペースデブリの直径が10cmほどあれば宇宙船は完全に破壊されてしまう。
この直径が10cmほどのデブリだけでも約9,000個あり、1mm以下の微細デブリまでも含めると
数百万とも数千万個とも言われている。

世界的規模でこのデブリを監視する活動が行われおりスペースガードと呼ばれている。
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)の宇宙監視ネットワーク(Space Surveillance Network、略称:SSN)、
ロシアの宇宙監視システム(Space Surveilance System、略称:SSS)、
日本でも美星スペースガードセンター(BSGC)、や上斎原スペースガードセンター(KSGC)の2施設でデブリの監視が行われている。

宇宙旅行も現実味をおびてきた昨今だが、この映画を観て躊躇する人がいるだろうなぁ・・と思う今日この頃。
何はともあれ「ゴミ」は放置してはいかんのだが、どのように処分するのか?
陸地・海・宇宙そして核のゴミも含めて人類永遠の課題なのである。

|

« ミーゴレンとナシゴレン、そしてケチャップマニスとサンバルの関係 part-2 | トップページ | 「オクトーバーフェス」と「横濱ジャズプロムナード」 »

サイエンス」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

英語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210831/58341789

この記事へのトラックバック一覧です: 「Gravity」(邦題:ゼロ・グラビティ):

« ミーゴレンとナシゴレン、そしてケチャップマニスとサンバルの関係 part-2 | トップページ | 「オクトーバーフェス」と「横濱ジャズプロムナード」 »