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2011年7月25日 (月)

シタールあれこれ

Sitar

インド映画はインドの伝統演劇から昇華されて極上の大衆芸術となっている。
まぁ、、使われている音楽は現代風にアレンジされたダンサンブルな曲がほとんどである。

で、気になるのがインドの伝統音楽である。
ワタクシの極めて個人的で短絡的な発想ではインド伝統音楽=シタールである。

ワタクシがこのシタールという楽器を知ったのはビートルズ(ジョージ・ハリスン)からで、
ジョージさんは映画「ヘルプ!」で劇中の小道具として使用されていたインドの楽器シタールに興味を持ち、1965年の「ラバー・ソウル」収録の「ノルウェーの森」で、ロック・ミュージックに初めてシタールを導入した。
そして翌1966年には、インドのシタール・プレイヤー、ラヴィ・シャンカールと運命的な出会いを果たすのである。

Ravishankar1
で、ジョージさんはその後インドの精神世界へと傾倒していくのだが・・・・
解散後初のソロシングルヒットとなったマイスイート・ロードは当時クリシュナに大きく傾倒していた彼の神への信仰心を歌ったものであり、「ハレルヤ」と交互にコーラスで歌われる「ハレ・クリシュナ」とはヒンズー教の最高神の名前である。

Ravishankar1_2

で、ジョージさんにシタールを教えたラヴィ・シャンカールだが、
ワタクシが初めて彼の姿を拝見したのは1972年のバングラデシュ・コンサートでのライブ映像であり、これはロック界初の大規模なチャリティー・コンサートとして有名である。
そして、このコンサートはラヴィ・シャンカールの要請でジョージさんが主催したものである。
このライブ映像でラヴィ・シャンカールを、そしてシタールの形・姿を初めて観たのである。
また、1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバルでも、69年のウッドストック・ロック・フェスでも、ラビ・シャンカールが取りをとっている。

このラヴィ・シャンカールさんだが芸能一家で、兄弟に有名なダンサーがおり、(彼も若い頃はダンサーだった)で、甥にあたるアマンダ・シャンカールもミュージシャンである。
そして2002年に個性的なスモーキー・ボイスで鮮烈なデビューをした「ノラ・ジョーンズ」が彼の娘と知った時は驚いた。

Norajonse_2   

ジャズのスタイルを取りながらもソウル、カントリー、フォーク、ポップスなどを独自のノラ・サウンドで歌い上げる才能にオジサンはカンドー島倉千代子????
そして彼女の音楽にはインド音楽の微塵もない。
そして20年振りに聞いたラヴィ・シャンカールの名。

このミスマッチというかギャップが新鮮だ。そしてワタクシは彼女のファンである。
また2007年にはウォン・カーウァイ監督による初の主演映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』に出演したが演技はイマイチである。
その彼女に妹がいると知ったのは最近のこと。

Anoushkashankar1a_cpamelasp1

名は「アヌーシュカ・シャンカール」で父と同じシタール奏者である。
ノラ・ジョーンズとは異母姉妹の関係で年は3歳差だという。
ここらへんの事情は三角関係でW不倫??というチョット複雑な関係なので割愛しませう。
アヌーシュカ・シャンカールは父親とも共演しているしノラ・ジョーンズとも共演しているという。
そして去年2010年9月にアヌーシュカ・シャンカールさんは映画監督であるジョー・ライト氏とロンドンで極秘挙式を行ったという。

で、話は本題のシタールへと戻るのだが、
もともとは北インド発祥の弦楽器である。
演奏する弦は基本的には7弦でフレット数は20。
この7弦のうち4本はメロディを奏で、3本はリズムを刻む。
で、フレットの下にはは約12-16本の共鳴弦が張られているが文字通りこれらの弦は直接は弾かずに共鳴させるためのものである。
演奏はミズラブという金属製の爪で弦を弾きまたチョーキング奏法により4-5度音を出す。
ボディ(共鳴胴)は通常瓢箪(ヒョウタン)やユウガオの実が使われている。
またネックの上部にも小振りの共鳴器が付く。

プネにはラージャ ディンカル ケルカル博物館がある。
ここには20,000点以上に及ぶ考古学的にも価値の高いコレクションが保管されており、シタールなどのインド楽器も多く展示されていた。

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しかし、色々な形の弦楽器があるものだ。

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ダブルネックのシタールか?

今のプネではシタールを使った伝統音楽を拝聴する機会がほとんどない。
まぁ、日本でも三味線を聴く機会というのは「上妻宏光」や「吉田兄弟」のコンサートぐらいではなかろうか?
そういえば1月に沖縄に行った際に那覇にある「ネーネーズ」のライブハウスで三線を聞いたなぁ・・・
プネに民謡酒場??はないだろうな・・・・・
で、調べたら「チャンドラカント・サラデシュムク」という世界的に有名なシタール奏者のお方が
東京やプネを活動拠点にシタールを使ったミュージック・セラピーを行っているという。
で、このチャンドラカントさんだが、ナント!8歳の時にラヴィ・シャンカールに見込まれ弟子入りしているという。

今度シタールを使ったミュージック・セラピーでも受けてインドの精神哲学?の奥深さでも堪能しようかと思案している今日この頃なのである。

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