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2009年9月

2009年9月16日 (水)

時の渚

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時の渚(文春文庫) (文庫)
笹本 稜平 (著)

複雑に絡み合った人間関係が次第に解き明かされてゆき、人間の“業”の奥深さを思い知らされる。
そして、あまりにも偶然的、都合の良い展開にチョット身が引けてしまうのだが、
DNA鑑定、血液型の法則、戸籍上の親戚関係、婚姻という(隠れた)事実から「家族」とは何か?
と浮き彫りに描いており、巧みな展開で一気に読ませてしまう手腕は凄い。

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2009年9月15日 (火)

二十日鼠と人間

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原作は著名なジョン・スタインベックの短編。
原題「Of Mice and Men」はスコットランドの詩人ロバート・バーンズの詩「ハツカネズミ」の第7節からとったもの。

    ハツカネズミと人間のこのうえもなき企ても
    やがてのちには 狂いゆき
    あとに残るはただ単に悲しみそして苦しみで
    約束のよろこび消えはてぬ
         (新潮社「ハツカネズミと人間」大浦暁生訳)

レニーがハツカネズミで、ジョージが人間?

レニーは、生きていくためにジョージが語る夢がだったのか?
そしてジョージも、語る相手レニーが必要だったのか?

レニーは人間で、ジョージがハツカネズミだったのか?

本能・欲望と理性は紙一重?
観終わった後に鑑賞者が問われているような気がしてならない。

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2009年9月14日 (月)

大野山ハイキング

先日、神奈川の低山では頂上からの展望の良さで評判の大野山に登ってきた。

アクセスは御殿場線の山北駅から歩く。

2時間弱で山頂に到着。
大野山の山頂は「大野山乳牛育成牧場」となっており、一面の牧草地で視界を遮るものがなく、相模湾から丹沢山塊、そして富士山の眺望が良い。
ちなみに「富士見100景」にも選ばれている。

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今日は残念ながら雲の中で、僅かに山頂が見える。

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山頂から相模湾を臨む。

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眼下に丹沢湖を臨む。

下山は谷峨駅に向かって降りる。

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ススキが秋の到来を知らせる。

春先や晩秋に鍋を担いで宴会山行を催すには良い場所である。
今度はオデン山行を計画しましょうか?

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2009年9月13日 (日)

六国峠ハイキングコース「番外編」

六国峠ハイキングコースは家からも近くよくウォーキング&ハイキングでよく歩いている。
で、今日も軽くトレーニングを兼ねて金沢文庫を出発し、トレラン気味に早足で歩く。

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切通し?はいつ通っても神秘的な雰囲気に包まれている。

天園茶屋手前で意図的に右に曲がりそのまま直進する。
どこにたどり着くのか?
草薮を掻き分けて降りた先は横浜は栄区上郷栄プール脇であった。

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住宅地をひたすら西に向かって歩く。
で、約1時間で大船駅に到着。

知らない街中を歩くのは楽しいが、やはり天園茶屋経由で北鎌倉に辿り着いた方が良かった・・・と反省した今日この頃である。

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2009年9月12日 (土)

イツワ製麺所食堂「イツワつけ麺」

連日のラーメンネタで恐縮だが、今日は天気が悪く、かつまた無性にここのつけ麺が食べたくなったのでしょうがない。
このイツワ製麺所食堂にはもう数え切れないほど訪れている。とはいっても2ヶ月に一回程度だから20回には満たないと思う。
で、感じるのは来る度に味にビミョーな変化があるのである。

最近の「酸辣(スーラー)味噌つけめん」もウマい。

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この「イツワつけ麺」も最近ではエスニック風味が薄れ、いい意味で丸みが出てきたと感じる。
でも・・・オジサンはエスニックの野趣溢れた元祖?「つけ麺」が好きなのである。

それにしても異常なまでの混雑である。常時10人以上は待っていた。
以前ほどのカンドーはないが、何故か?定期的に食べたくなってしまう「つけ麺」である。

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2009年9月11日 (金)

中華そば屋 伊藤

上野散策の際にランチに立ち寄る店がある。
場所は鶯谷だが国立博物館脇を下って行けばよい、というアクセスの良さもあり、最近では良く利用している「麺処 遊」である。

で、ここはある意味では支店?で本店は王子にある「中華そば屋 伊藤」である。
「麺処 遊」はここのオーナーの息子さんの店で、最近、赤羽にも「伊藤」が開店したらしい。

この王子にある「中華そば屋 伊藤」は超がつく有名店でもある。
しかし、アクセスは王子駅からも徒歩20分弱と悪い。そして分かりずらい店構え。

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事前にリサーチしなければ通り過ぎてしまう。
営業中という札がかかっているだけで、店名を示す暖簾が出ていないのである。

メニューもそば550円、肉そば700円、大盛り150円、つゆ増し150円のみである。

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で、肉そば700円、大盛り150円、つゆ増し150円を所望。
濃厚な煮干スープに硬めに茹で上げた風味よい自家製麺の喉越しの良さ。
そして角煮のような厚切りの肉は美味なり。

ラーメンというよりは蕎麦に相通じる味覚を味わえる「中華そば」である。

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2009年9月10日 (木)

王子・飛鳥山散策 Part2

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王子には都電が走っている。
都電荒川線である。
東京都の三ノ輪橋から早稲田までの間の線区であり、現在唯一の路面電車なのである。

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そして飛鳥山公園には最近モノレール、というか
歯車を噛み合わせながら登坂していく斜行型昇降機といった方が良いかもしれない。
商品名も「スロープカー」というらしい。
標高差17.4m を約2分で昇降する。
まぁ、、日本で一番短いモノレールかもしれない。

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で、飛鳥山公園内には都電とD51が保存されている。

乗り物フリーク?には興味深い王子駅周辺である。

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2009年9月 9日 (水)

王子・飛鳥山散策 

今日は所用のため東京は王子を訪れる。
で、王子といえば飛鳥山公園である。
この飛鳥山公園は江戸時代、八代将軍徳川吉宗が享保の改革の施策の一つとして、江戸っ子たちの行楽の地とするためを桜の名所にしたのである。そして明治6年(1873年)には上野公園などと共に日本最初の公園に指定されている。

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しかし、今は初秋?で天気は曇天・・・公園内には人影も少ない。

公園内には3つの博物館がある。

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北区飛鳥山博物館

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紙の博物館
そして王子は「洋紙発祥の地」でもあり、この場所において「日本資本主義の父」と呼ばれた明治時代の実業家・渋沢栄一の手により作られた日本最初の製紙工場があった。
で、紙の博物館があるのも当然?なのである。

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渋沢史料館
その実業家・渋沢栄一の史料館があるもの当然?なのである。

そして旧渋沢庭園内には青淵文庫と晩香廬がある。

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青淵文庫
青淵文庫(せいえんぶんこ)は渋沢栄一の傘寿と子爵昇爵を祝って竜門社会員から贈られた鉄筋コンクリート造2階建ての書庫である。

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晩香廬
晩香廬(ばんこうろ)は、渋沢栄一の喜寿を祝って現在の清水建設(株)が贈った洋風茶室である。

やはり飛鳥山公園は「桜」の時期に訪れるのが良いのだろうなぁ・・・と感じた今日この頃である。

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2009年9月 8日 (火)

ダーウィンの使者

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ダーウィンの使者〈上〉 (ヴィレッジブックス) (文庫)
グレッグ ベア (著), Greg Bear (原著), 大森 望 (翻訳)

イヤイヤ、難しい本である。
何が難しいって生物学、特に遺伝子関連の学術用語がこれでもか!とページになだれ込んでくる。
もう、オジサン途中からワケワカメ状態・・・

そしてこれら記述してあることはほとんど事実で現在進行形の分子生物学情報が駆使された小説である。
それにしてもレトロウイルスの疫病が人類が持っていた進化へのプロセスと紙一重とは!
新しい疫病は新たな人類の進化への第一歩なのか?

[猿人→原人→旧人→現生人類]というプロセスで「猿人→原人」「原人→旧人」の部分を証明する化石がないという。
進化の過程には未だに未知の部分がある。
生物には、生物学的なマスターコンピュータがあり、有利な突然変異が行なわれるとするならば・・・
急激な世代交代で新人類が生まれる可能性がある?

その“新人類”のその後が気になるエンディングである。

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2009年9月 7日 (月)

フォークソング酒場「マークⅡ」

オジサン達は昭和が懐かしい。
特に青春期に聴いた音楽に心惹かれる。

ワタクシ達が青春を謳歌?した70年代は音楽が花開いた時代でもあった。
洋楽から歌謡曲、演歌そしてフォークソングからニューミュージックまで音楽が音楽として輝いていた時代である。

ワタクシの場合、音楽との最初の接点はGS(グループサウンド)で、中学に入りフォークソング・洋楽の洗礼を受け、
特にジャズやラテンに心惹かれるチョットませた中学生でもあった。
そんな中でフォークソングはワタクシにとって安らぎの音楽だったのかもしれない。

そして、オジサン達は夜な夜なフォークソング酒場に集い、歌い、つかの間の青春時代を思い出すのである。

で、先日昔の同級生のS氏から誘われて横浜にあるフォークソング酒場「マークⅡ」に赴く。
店名から推測されるとおり、ここのオーナーは拓郎ファンである。

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絶唱するS氏。

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そしてオーナーの歌う拓郎節はワタクシを30年以上前にタイムスリップさせる。

良きかなフォークソングなり。

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2009年9月 6日 (日)

観音崎ボードウォーク

観音崎ボードウォーク

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秋の気配の潮騒を確かめたくて御馴染みの「1万メートルプロムナード」をウォーキング。

秋の気配を運ぶ潮騒と海風が気持ちよい。
この時期の海岸線は祭りの後の哀愁を感じさせワタクシは好きである。

観音崎ボードウォークの木陰でビールを飲みつつ行き交う船を眺める。
まったりとした“観音崎タイム”に身を委ねて昼寝を楽しむ。

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2009年9月 5日 (土)

葉山と逗子

今日は天気も良く逗子駅から葉山港までそぞろ歩く。

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秋の風が吹く海岸では海の家が姿を消しつつある。

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逗子に思いを寄せる階段のメッセージ。

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ウッドデッキは気持ちが良い

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葉山港の名所?「赤灯台」
秋を感じる風を受けながら飲むビールがウマい

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海岸裏通り?に最近オープンした「シネマアミーゴ
通常はカフェ&バーとして営業しており、夕方から映画を上映している。

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2009年9月 4日 (金)

麺場 浜虎

横浜の西口にあるだが、場所は実に分かりにくく、かつ怪しげな界隈の一角にある。
この実に怪しげな界隈にあるのだが若い女性客が多いのが不思議である。

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で、所望したのが「活力醤そば」である。
活力とは滋養強壮の効果があるモロヘイヤのタタキ?のトッピングを称してのことで、
醤そばの「醤」とはエスニック系魚介醤油(自家製XO醤と称する魚醤入り)の醤を表しているらしい。

新しいタイプのラーメンだと想像できるが、これが食べると何だか懐かしい味がする。
この風味はさりげなく“くじら軒”に味の記憶をフィードバックさせている。
家系が全盛の横浜でこのサッパリ系はありがたい。

で、この店名である「浜虎」は横浜トラディショナル(ハマトラ)を表しているだろうということは容易に想像できる。
今後に期待したい穴場?の店である。

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2009年9月 3日 (木)

アランフェス協奏曲

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アランフェス協奏曲
ジム・ホール

当時20代の若造だったワタクシにジャズ・ギターの素晴しさを教えてくれたアルバムである。

参加ミュージシャン達が凄い。
 Jim Hall (g)
 Chet Baker (tp)
 Paul Desmond (as)
 Roland Hanna (p)
 Ron Carter (b)
 Steve Gadd (ds)
当時ほとんど無名だった若き日のSteve Gaddのドラミングも新鮮である。

そしてアレンジはドン・セベスキーという哀愁漂うCTIサウンドの王道をゆくアルバムであった。
今聴いてもその繊細な音が心の襞(ひだ)の奥に染み入ってくる。

ワタクシにとってはジャズというよりは魂の故郷を感じさせてくれる至極のアルバムでもある。

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2009年9月 2日 (水)

長距離通勤者の孤独「大森海岸駅」

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愛しの京急「青物横丁」と「八丁畷」の間に「大森海岸駅」がある。
この駅も普段は何気なく通り過ぎてしまうのだが、鉄道オタクには隠れた名所らしい。
実はこの大森海岸駅前に建つ「京急EXイン大森海岸駅前」が鉄道撮影宿泊プランというものを始めてこれが人気があるという。

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京急線は都営浅草線や京成線との相互乗り入れを実施しているため、見れる車両も京急のみならず、地下鉄車両、京成線各種車両、さらには北総線まで見る事ができ、多くの車両形式が集い、見ていて飽きないらしい。

料金は6100~8400円と通常と同じだが、特典として限定非売品グッズなどが付く。

普通電車しか止まらず、特急・快速特急は素通りしてしまう「大森海岸駅」だが、こうした隠れた名所があるのが面白い。
また、近くには「しながわ水族館」もあり、途中下車して散策するにもいいかもしれない。

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2009年9月 1日 (火)

マンデラの名もなき看守

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マンデラの名もなき看守     (2007年 / 仏・独・ベルギー・伊・南アフリカ ) 
GOODBYE BAFANA 

来年は南アフリカでサッカーのワールドカップが開催される。

アパルトヘイトの国、そして反アパルトヘイトの象徴であるネルソン・マンデラ
彼は後に南ア初の黒人大統領にもなっている。
こうした事実はリアルタイムで知ってはいたが、遠い国の出来事でもあった。

黒人=テロリストという図式を刷り込まれた一般市民には罪はない。
そして27年間もの間、ネルソン・マンデラを担当した白人看守は次第に変わってゆく。
家族、国、仕事、隠された真実と良心の葛藤の中で彼は“歴史の一部”になってゆく。

マンデラとこの白人看守との交流は真実である。
派手さはないがしみじみ歴史と真実の重みを感じる映画である。

で、このマンデラを演じた役者はデニス・ヘイスバートで、
アノ!「4 -TWENTY FOUR-」のパーマー大統領を演じた人でもある。

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