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2009年7月16日 (木)

横浜開港資料館の「たまくす」

横浜開港資料館の「たまくす」

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1854(嘉永7)年にペリーが来航したが、横浜に上陸したのがこの横浜開港資料館あたりだという。

横浜開港資料館の中庭に大きな木がある。
通称「たまくす」と呼ばれていてタブノキである。

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この「たまくす」は、江戸時代、横浜がちいさな農漁村であったころからこの地にあり、ペリー来航時に艦隊に随行してきた画家ハイネが描いた「横浜上陸」の右側に見てとれるのが「たまくす」である。

で、この1866(慶応2)年の大火によって、「たまくす」は樹形が変わるほど焼失し、1923(大正12)年9月1日、関東大震災で、「たまくす」はふたたび大きな被害を受けるが、その生命力は尽きることがなかった。
1930(昭和5)年6月、領事館の敷地内に約10メートほど現在ある位置に移植された。

この「たまくす」つまりタブノキは災害には強いのである。
以前、宮脇 昭氏の講演著書の中でも述べているが、シイ、タブ、カシの木は昔から天災や災害に強いことで知られていて、鎮守の森として神社を守ってきた事実がある。

そして、この「たまくす」は横浜の歴史を見守ってきたのである。
で、Y150のマスコットキャラクター、「たねまる」はこの「たまくす」がモチーフとなっている次第。
(下半身はフネで上半身が「たまくす」の精というデザインである)

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コメント

こんにちは。
Take4さん、勉強になります。
私は藤沢市民でしたが、山手にも1年ほど住んだことがありました。そして、横浜はサンディエゴのシスターシティですし、
どこ出身と聞かれると面倒なのでだいたい横浜と答えています。軽い嘘つきでしょうか?

もちろん、『たまくす』の話も初耳です、初めて知ることばかりで無知を改めて感じてしまいます。

これからは打たれ強い人を見たら雑草のようなでは無く、たまくすのような人と思うことにします。
植物の生命力って凄いですね!

Take4さんのお写真が大好きです。
これからも素敵なお写真と文章を楽しみに待っています。

投稿: さくら | 2009年7月17日 (金) 16時22分

こんにちは、さくらさん。
この「たまくす」の話は開港祭でわりと有名になりました。

そして、藤沢も横浜も同じ神奈川県です。
おっしゃっていることに嘘はありません。

昔、南米にいた時、「日本は香港のどこにあるのか?」
と聞かれたことがあります。
そのような地理感覚?すれば藤沢も横浜も同じ地域です。

これからも宜しくお願いします。

投稿: take4 | 2009年7月20日 (月) 00時34分

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