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2009年4月27日 (月)

納棺夫日記

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納棺夫日記
青木 新門 (著)

あの映画「おくりびと」の下地となった本である。

“生”があり“死”がある、そしてそこに“光”がある。
うごめく蛆の光、青白く透き通ったトンボの体内の光る卵。
そしてその光景に涙する。
生と死という無限の連鎖の中に“光”を感じる。

そしてその“光”は親鸞の不可思議光へと展開していく。

生への執着がなくなり、同時に死への恐怖もなくなり、
安らかな清らかな気持ちになり、すべてを許す心になり、
あらゆるものへ感謝の気持ちがあふれ出る時にこの光と出合うという。

始めに光ありき・・・これはもう神の領域であり、
我々凡人には到底到達できない心境である。

常に死と向かい合っている者だけにわかる“悟り”なのかもしれない。

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