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2009年4月15日 (水)

さまよう刃 (単行本)

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さまよう刃 (単行本)
東野 圭吾 (著)

非常に重く、悲しいテーマを扱っている。だから読み始めてしばらくすると後悔してくる「読まなきゃよかった」と・・・でもページをめくる指は止まらない。やるせなく、いたたまれなく沈む気持ちの中で次第に主人公にシンパティを感じてくるからだ。
そして復讐のために振り上げた拳に握られた“刃 ”はどこに振り下ろせばいいのか?

復讐か?順法か?

法とは一体何ぞや?
立法精神や立法原論に立ち返ってみれば、今ある法律のいくつかにはその成り立ちに多少なりとも疑問があるものもある。
法律が全て正しいとは限らない。でも我々はそれに従わなければならない。
そして、今後始まる裁判員制度の中で「少年法」がどのように扱われるのか?また扱われるべきなのか?
この問いかけに一石を投じる本でもある。

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