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2009年1月 6日 (火)

血族

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菊池寛賞を受賞した山口瞳作の「血族」は1979年に出版された。
ワタクシは出版後直ぐに読んだ記憶がある。
今から29年前か・・・・
内容も忘れかけていて再読する。

これは山口瞳氏の“私小説”で母親方の隠された血筋を探る物語であり、
「柏木田の女」この言葉にグサッとくる。
柏木田とは横須賀にあった遊郭街で、母親方の生家はこの柏木田にあった藤松楼である

山口瞳が調べた当時でも“柏木田”を知る人は少なかった。
今では“忘れられた過去”の事で、“触れてはならぬ過去”なのかもしれない。

そしてワタクシの知らない横須賀でもある。
ちなみに山口瞳の母親方の菩提寺と我家の菩提寺は同じで「妙栄寺」である。

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コメント

タケ4さんの趣味からして、シドニーシェルダンかとも思いましたが、やはりこちらですか。
以前の記事も興味深く拝見しました。
恥ずかしながら、私が「柏木田」の真実を知ったのは、すでに横須賀を離れて相当な年齢になった頃でした。
以前テレビの、「知ってるつもり」とかいう番組で山口瞳の生き様が紹介されてました。
何気に見ていたら、懐かしい柏木田の写真やら解説が流れてきて、初めてその深い意味をしりました。
「血族」は近いうちに読んでみようと思います。

投稿: しん坊 | 2009年1月 7日 (水) 00時44分

しん坊さん、コメントありがとうございます。

「柏木田」の存在はあまり知られたくないようで、その資料はあまり残されていないようですね。
山口瞳が取材した時も横須賀市にも残っていなくて、関係者も多少いたようですがが、固く口を閉ざして触れようとしなかったようです。

病気になった女郎達は地下牢で放置されていたようで、富士見町の丘の上に密かに埋葬されたようです。
http://take4-san.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_ed28.html

今でも柏木田という地名は町内会で残っていて隣には「穴守稲荷」があります。

これにも深い意味があるそうです。
「血族」は是非読んでみてください。
知られざる横須賀の一面がわかります。

投稿: take4 | 2009年1月 7日 (水) 21時33分

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