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2008年12月14日 (日)

石内都展 ひろしまヨコスカ 「絶唱・横須賀ストーリー」を想う

   A_

今日は所用で東京へ行く。
そのついでにチョット遠回りして目黒区美術館へ足を伸ばす。

実はここで「石内都展 ひろしまヨコスカ」が開催されているのである。
石内都さんは横須賀を撮り続けてきた写真家でデビュー作「絶唱・横須賀ストーリー」はあまりにも有名である。
で、今回はこのデビュー作から新作「ひろしま」を網羅した作品展。

かつて山口百恵は著書「蒼い時」で
「・・・・・『絶唱・横須賀ストーリー』と題されたその写真は、全て、私の知らない表情をした横須賀だった。・・・・・私の知っている横須賀は、これほどまでに凄まじくはなかった」と書いている。

「絶唱・横須賀ストーリー」は見たことがあるが記憶の片隅でひっそりと残っている程度なのである。
そして、今回はそのビンテージプリントが展示されるという。
かつての“凄まじかった”ヨコスカを体験したい、観てみたい、という欲求にココロが動かされて目黒まで来た次第である。

初期の「絶唱・横須賀ストーリー」や「連夜の街」などでヨコスカが写し撮られている。
野比の海岸などかつての“荒々しかった”ヨコスカがココロの片隅で眠っていた記憶とシンクロする。
懐かしさというよりは、見せつけられるとココロが痛むが、まだ見ていたいという複雑な気持ちになる。

石内都さんがヨコスカを撮り続けてきた原動力は“違和感”だという。
でも今のヨコスカにはその“違和感”はないからヨコスカを撮ることはないと話している。

確かに今のヨコスカには“凄まじかった”“荒々しかった”違和感はない。
これは必然的な時代の流れであり、アノ時代に戻ることはない。
それにしても今の日本は(いろいろな意味で)実に平和である、と感じる今日この頃である。

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