横浜-大さん橋
設計は1995年のコンペで勝ったFOAで基本構造は日本の折り紙からヒントを得て構想した折板構造を採用している。
以前、あるCADベンダーのセミナーでFOAの設計者からこの設計のプロセスを聞いたことがあり、3次元CADを駆使して設計した苦労を語っていた。
施工写真や構造デザインなど詳細は構造設計を担当したSDG(株式会社構造設計集団)の横浜港大さん橋国際客船ターミナルのページを参照するとよろしい。
↓
http://www25.big.or.jp/~k_wat/yokohama/index.htm
まぁ、このようなデザインはCADやCGの進化によって可能になったもので最近は多い。
ワタクシ自身も数々のプロジェクトで基本設計から施行図、はたまた仮設計画で3次元CADを使ってきた。
で、これからは4次元CADに進化するという。つまり時間軸が加わり工程管理が出来るようになる。また、コストマネージメントの機能も新たに加わり、バーチャル空間で実際に建設しつつ、コスト検証が可能になる。
イヤイヤ、オジサンにはワケわかめの世界である。
現在ではハードの性能も上がり、ジャンボジェット機1機のフル3次元表示が可能だという。ジャンボジェット機1機の部品数は約400万個もあるのだよ!
しかし、建築となると規模にもよるが使われている部品数はジャンボジェット機以上あるので完全なる3次元化は現状では無理である。
で、話は戻り大さん橋である。
ここで使われているデッキ材はブラジル産の「イペ」である。
横浜大さん橋のほかには東京湾アクアライン「海ほたる」屋上展望デッキなどのボードウォークなどに使われている。
木材の中で最も強い強度を持ち、無塗装で30年以上腐る事はないという。
また、この「イペ」は健康食品としても有名で、ブラジルではイペの木自体が少なくなってきている。
技術は進歩しても使用する材料は天然材で自然を消耗している事実はチョット悲しい。
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