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2008年7月 7日 (月)

VS

       Vs_2

VS (単行本)
ハリー ビンガム (著), Harry Bingham (原著), 山本 光伸 (翻訳)

この本のタイトルである「VS」とは何?
読み終わってようやく気付いた。
巨大製薬会社“vs”小さな同盟の名誉をかけた戦いであるということを・・・
そして、巨大利権が渦巻く製薬業界の裏側を赤裸々に描いており、これが真実なら我々が飲んでいる“薬”とは一体何?直らない薬を飲んでいるのか?という素直な疑問が湧き上がってくる。

製薬会社にとって都合の良い薬とは病気が進行せず(直らず)生涯飲み続けなければならない薬なのである、と著者は我々に警鐘を鳴らしている。

そして、人間の体はいかなるウィルスでも細菌でも、未知の物であってもそれらを全て退治する対処法を持っており、治療とはその免疫機能を補助するだけでよいという。これがこの物語のテーマである「免疫再プログラム法」である。

主人公の一人である女性科学者キャメロンは言う。
「ビタミンEを投与すれば心臓疾患の大半を救うことができる 大量に投与すれば4分の3になる可能性がある」と、そして、現実は高価な心臓病の治療薬が投与され、利幅が薄いビタミン剤は使われないのである。

(ホンマかいな!)と唸ってしまった。
素人には真偽のほどは判らないが、ビタミンEには確かにこのような作用はあるらしい。

ストーリーは不器用なラブストーリーを絡めながら巨大製薬会社との戦いのクライマックスへとなだれ込んでいく・・・・・
幸か不幸か?この小説はさほど知られていない。

“治療”とは“薬”とは何?という疑問があるお方は読んでみると良い。

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