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2008年7月11日 (金)

一瞬の風になれ

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一瞬の風になれ --イチニツイテ-- ヨウイ--ドン--(単行本)
佐藤 多佳子 (著)

遅ればせながら佐藤 多佳子の「一瞬の風になれ」を読む。
全三部作だが読むのに3ヶ月かかった。
というのも図書館での予約待ちのためである。

「かけっこ」の物語である。

タッタッタッタッと駆け抜けるような小気味の良いテンポで読める。
短く、簡潔に、たたみかけるように叩きつけてくる文体。

目の前にある一本の赤いレーンに吸い込まれていく。
レーンを蹴り、身体を切り裂く風を感じて走る。
あたかも全力で走っているような錯覚に目が眩みそうになる。
レーンの先のゴールが見える。

そして“一瞬の風になる”

「かけっこ」を熱く語る行間からは陸上に対する想い、そして風が感じられる。
読み終えた後、無性に「かけっこ」がしたくなる本である。

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