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2008年7月15日 (火)

死都日本

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死都日本 (単行本)
石黒 耀 (著)

先日読んだ「日本沈没 第二部」は、沈没という異変後の“彷徨える日本人”の姿を描いており、それなりの説得力はあった。
が、しかし、この「死都日本」を読んで度肝を抜かれた。沈没という異変は架空の出来事だが、火山の噴火はいつ起きてもおかしくはなく、本書では霧島山の地下にある加久藤火山が巨大噴火を起こす様子を臨場感あふれる描写で描いている。

火砕流が追いかけてくる!そしてこの火砕流に伴う二次爆発!サージ!灰神楽!そしてラハール(土石流)などがジェットコースターの如く襲い掛かってくる様を疑似体験できる。イヤイヤ地震も怖いが噴火の凄まじさには驚いた。

「日本沈没 第二部」では人類のために、日本人はどんな貢献ができるかと問いかけてきたが、この作品では自然災害後の新たなる国土利用開発を通じて日本再生の道を模索しているところが興味深い。

それにしても世界を混沌に導く「神の手」作戦の奥の手の発想は凄い。

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