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2008年6月

2008年6月30日 (月)

イル ポスティーノ

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イル ポスティーノ   (1995年 / イタリア )
IL POSTINO 

こうゆう映画を観るたびに思うのはいつも同じことである。
それはイタリアやスペインの地中海に面した小さな村や町には淡い心の記憶に触れる情感があり、何時でもその光景に溶け込んでいけるという確かな自信があるということである。

美しい景色の中で時間がゆっくりと流れる中で、素朴な人々の生活に親近感を覚える。
飾りのない言葉、心に映える色彩、そして移ろいゆく日々。

心の情感を言葉にするもどかしさ。
そして言葉にした瞬間に淡く消える心の重み。

透明な音の上澄みに心の景色を重ねる。
そして錆付いたタンゴの音色に過去と未来が重なる。

心の言葉を知った素朴な郵便配達人の己の言葉と愛の生き様を描いた映画である。

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2008年6月29日 (日)

梅雨どきに聴いていた音楽

ワタクシが中学生~高校生の頃はFMを聴くことが流行っていた。
というのも1969年にNHK-FMが、1970年のFM東京が開局され本格的なFM放送が始まったのである。
FM放送専門誌も発行されていたほどで、プログラムをチェックし、好きな音楽を聴いていた。

当時の横須賀ではFM東京とNHK-FMの横浜放送の2局だけが聴けた。
で、この梅雨の時期になると“お決まり”の「雨の歌」リクエストが行なわれた。

その時の定番リクエストは大体下記の歌(曲)である。

①雨にぬれても 

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これはアメリカン・ニューシネマの傑作の一つ「明日に向かって撃て」の主題歌で、B・J・トーマスが歌いヒットした。この歌が流れるポール・ニューマンとキャサリン・ロスの自転車のシーンは有名
http://jp.youtube.com/watch?v=howEAqstkzQ

②シェルブールの雨傘

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1964年 フランス・西ドイツ(当時)合作作品で主演はカトリーヌ・ドヌーヴで、音楽はミシェル・ルグラン。
ミシェル・ルグラン作曲の流麗なメロディと、雨の港町に映える雨傘の色彩や風景などが見事にマッチした名作
http://jp.youtube.com/watch?v=Up7DgD0cgPg

③雨 
カンツォーネの若き歌姫ジリオラ・チンクエッティが1969年にサンレモ音楽祭で歌いヒットした。
http://jp.youtube.com/watch?v=Kj-1XEKILMA

④ 雨の訪問者

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1970年 チャールズ・ブロンソン主演の映画で、音楽はフランシス・レイ。
ヒットしたのは主題曲ではなくて「ワルツ」のほうだった。
http://jp.youtube.com/watch?v=FwF4nCI-wDI
http://mamedama2.cocolog-nifty.com/rockpop_park/2006/04/__e545.html

他には
⑤雨にぬれた朝 キャット・スティーブンス 1971年
⑥雨の日と月曜日は カーペンターズ 1972年
⑦悲しき雨音  ザ・カスケーズ

そして
⑧Have You ever seen the rain(雨を見たかい) 

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CCR(クリアデンス・クリアウォーター・リバイバル)1971年に発売されたカントリー・ロックの名曲である
http://jp.youtube.com/watch?v=vRWQQ71UpuE
で、この歌が単なる天気の歌ではないと知ったのはその後のことである。
「僕は知りたい。君は見たことがあるだろうか。天気のいい日に降り注ぐ雨を…」
天気の日に降る雨とは・・・?
これは当時、米国がベトナムに撒き散らしていた「ナパーム弾」の隠喩であるという説が広く普及していたのである。故に、米国で大ヒットしたものの、放送禁止になった州もあったそうである。

雨の日は物思いに更けながら、遠い日の音楽に思いを馳せるのも良いものである。

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2008年6月28日 (土)

ご近所探索「横須賀駅」

ワタクシ、幼い時から電車といえば「赤い電車に白い帯」の京浜急行しか乗ったことがなく、横須賀線はほとんど、例外なく鎌倉へ行く場合しか利用しなかった。

これは最近になっても変わらず、鎌倉詣にお出かけの時は横須賀駅から乗車する。
で、この横須賀駅だが、昔から“階段がない駅”として有名である。

ワタクシが子供の時には、行幸された天皇陛下に階段を使わせていけないからと言われてきたが、天皇陛下を見下ろす事のないように階段を設けなかったなど諸説あるようである。

まぁ、当時は終着駅でもあり、その後も海軍工廠への引込線が海側に伸び、下りは単線となり、このような形状のため、今でも線橋を設ける必要がなく駅構内に階段がないのである。実に元祖バリアフリーな駅なのである。

終着駅には階段がない構造の駅が多いのでは?以前訪れたことがある「門司港駅」にも階段はなかったと記憶している。

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横須賀線は軍港への物資輸送を目的として建設が進められ、横須賀駅は1889年(明治22年)6月に開業した。また、戦争中は複線だった御殿場線を単線化し、そのレールを転用して横須賀~久里浜間を開通させたのである。

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現在の駅舎は昭和15年に建てられたものだが、大正2年に改装が行なわれたときの面影を残しているといわれている。
駅舎のデザインは船、または軍艦をイメージされているようである。
隅を斜めに切り看板状に立ち上げて艦首に見立てており、屋根は棟を四角に囲み艦橋をデザインしている。
で、艦首の右の段状に立ち上げた壁は“波”であり、艦首の中央には軍艦なら菊の紋章を付けるところであるが、今は錨とカモメが描かれている。(以前は時計がはめ込まれていた、写真は去年のもので描かれる前で真っ白!!である。以前はカモメと灯台が描かれていた)

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2番線の車止めの後ろにあるシンボルマークと同じデザインが駅舎正面に描かれている。

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車寄せ部分ではラチス梁と円柱に柱頭、

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下がり壁を支える2本の円柱

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レールを使った柱

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ホームの妻飾りも波のイメージがある。

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で、このレールを使った柱だが改札口の先にある柱には“UNION D 1886 NTK”の刻印が読み取れる。
Dはドルトムント、NTKは日本鉄道会社の略であり、1886年にドイツはドルトムントで製造されたレールである。

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円柱が多く使われており、またなだらかなスロープでそのままホームにアクセス出来る、“優しさ”を感じられる駅である。関東の駅百選認定駅になったのは、その“歴史”と“優しさ”ではないだろうか、とワタクシは感じている。

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当然、横須賀風物百選でもある。

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2008年6月27日 (金)

タイ エラワン

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タイ エラワンTHAI ERAWAN

最近「トムヤムラーメン」にハマっているので久しぶりに「エラワン」に行きトムヤムラーメを所望する。

ここ「エラワン」では本場のタイ料理を堪能できる。
で、これは最近ハマっている「トムヤムラーメン」

レモングラス、バイマックルー、プリッキーヌ、カーなどがふんだんに使われている本格的なトムヤム(クン)スープにビーフンが程よく絡みウマイ。

ただ惜しむらくは全体的に量がやや小振りということである。
とはいえ横須賀で本場の味を味わうことが出来るのはヨイことである。

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2008年6月26日 (木)

狼は瞑らない

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狼は瞑らない (ハルキ文庫) (文庫)
樋口 明雄 (著)

ワタクシ、山岳冒険小説というジャンルがこよなく好きなのである。
ただ、惜しむらくはコノ手の本の数が圧倒的に少ないことなのである。

で、最近読んだ本ではこの「狼は瞑らない」が面白かった。
作者の実体験に基づいて描かれているので説得力がある。
ただ惜しいことに主人公が狙われる陰謀の設定がディテール不足でイマイチ現実感に欠けるのが残念であるが、それを補って余りある熱い臨場感にどんどんと引き込まれていく。

それにしても山岳警備隊員の方々のハードな仕事には改めて頭が下がります。

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2008年6月25日 (水)

長距離通勤者の孤独「通勤時における頭脳戦術争いとは?」

副タイトルは「通勤時にボーッしていてはイケナイ!」

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大層なタイトルではあるが、まぁ、早い話が朝の通勤電車の中でいかに早く座り、まどろみの幸せを手に入れるか、毎朝繰り広げられている壮烈な争奪戦の話である。

ワタクシの通勤時間は片道約1時間45分である。往復で3時間30分である。
半日通勤で潰れるのである。エライコッチャ!チョイと前までは座りたいという願望はなかったのだが、最近はありとあらゆる知識と技術を駆使して、いかに早く座るか、ということに心を砕いている。(日本語の使い方が違っている気がするなぁ)

まず、電車と乗客そして駅の関係を調べる。要するに何時発の電車のどの車両からどの駅でどれだけ乗客が降りるかを調べる。
例として横浜では大量に乗客が降りるわけだが、当然階段に近いドアから大勢乗客が降
りる。

しかし、電車の始発駅などによっても異なるのである。横浜で立っている乗客がほとんど降り、座っている人は降りないという電車もあるし、座っている人の大半が降りるという電車もある。まずは、一番よい条件の電車を探す。探すといっても時間帯の関係から前後
1~2本程度の範囲に限られてしまうが、、。

その次はターゲットとなる電車の車両に乗り込んだ瞬間からセンサーを働かせる。乗客の顔を短時間で脳裏に複写する。そして誰がどの駅で降りるかという情報と複写した顔をリンクさせる。この作業が結構大変なのだ。ワシは記憶の付箋として見知らぬ乗客に勝手に名前を付ける。「スネ夫」、「小池さん」、「ジョシコーコーセイA」、「ジョシコーコーセイB」、「長森くん」、「関さん」、「仲丸くん」や「シンペイちゃん」などなど。

まぁ、見た目から連想できる漫画のキャラクターや知り合いから名前を頂戴する。
ちなみに今日は「ジョシコーコーセイA」の前に立ち無事に横浜で座れた。
しかし、最近では電車に乗る前から立ち位置をめぐる競争が熾烈になってきている。
出来るだけ短時間で座ろうとワシ以外の人間も同様に努力してきているのでいかに目指すターゲットの前に立つかで毎日大変である。

ドアが開いたらすぐ右足を突っ込んで入り、相手の進路を妨害するように電車の中を進むのである。そして多少押されてもいいように両足開きスタンスを構えるのである。
運が良ければ「関さん」の前に立てて、金沢文庫で座れる。こういう日は出だしからとてもハッピーなのでオジサンも嬉しい。

朝も早くから頭を体を駆使しているオジサンがいるのである。

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2008年6月24日 (火)

暗い日曜日

映画三昧の日々(その3)

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暗い日曜日   (1999年 / ドイツ/ハンガリー )Gloomy Sunday 

この映画の題名はある「曲(歌)」の題名からきている。
「死の歌」あるいは「自殺の歌」とも比喩されている「暗い日曜日」(Gloomy Sunday )である。
1933年にハンガリーで発売されたこの曲を聴いて数多くの人が自殺したと言われている。

そして、この曲が海外へと輸出されても“死の連鎖”は続き、世界各国で放送禁止になったという曰く付きの曲である。そうした不幸な運命を背負いながらも、「暗い日曜日」は多くの有名歌手によって歌い継がれ、親しまれてきたのである。
また、この曲と自殺との因果関係は証明されていないという。

その「暗い日曜日」を題材にしたのがこの映画である。
で、この「暗い日曜日」という曲だが実に憂いを秘めた美しい旋律で聴く者を魅了する。

物語は男女3人の微妙なバランスの“三角関係”を描いており、この曲が持つ神秘性とフィクションが巧みなバランスで構成されている。また、少ない登場人物で演出された脚本や映像は実に”深み”があり、独特の映像美は胸に迫るものがある。

ハリウッド映画に飽きた人は観るとよろしい。

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2008年6月23日 (月)

マジックアワー

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先週末は雨が降り続き、インドアでお楽しみということで映画三昧の日々であった。

で、この「マジックアワー」だが三谷幸喜監督がどのように脚本し、演出するのか興味がありご鑑賞。
映画の舞台である守加護(すかご)町って「シカゴ」にかけているのね。
そして1930~40年代のシカゴを連想させる現実なようで非現実的な街をウマく作り上げている。

いいなぁ・・安っぽい?セピア色のタッチが何ともいえずヨイ!
そして三谷マジックで現実と虚構の狭間に誘(いざな)い、錯覚させ、落ち込ませ、誤解させ、夢を与え、そして笑いを与えてくれる。

で、この映画は冒頭からラストまで映画のエッセンスというかオマージュが散りばめられている。
これらを想像しながら観るのも面白い。
この映画から連想される映画や俳優をランダムに述べると、
「ニューシネマパラダイス」「ギター弾きの恋」「シカゴ」「ペーパームーン」「カサブランカ」「イングリッドバーグマン」「ゴッドファーザー」「マーロン・ブランド」「ロバート・デ・ニーロ」「レニー・ゼルウィガー」などなど・・・・他にもあるだろうかワタクシに分かるのはこれくらいである。

特に深津絵里が三日月に乗って歌う「アイム・フォーエバー・ブローイング・バブルス」は印象的である。
これはウッディ・アレン監督の「ギター弾きの恋」で、ショーン・ペンがサマンサ・モートンに歌ったものである。
ちなみに「ギター弾きの恋」はジプシー・スウィング・ギタリスト、エメット・レイの恋物語。ジプシー・スウィングが使われている映画は他に「ショコラ」や「僕のスウィング」などがありワタクシの好きな映画である。

そして、この映画は「誰の人生にもマジックアワーのような奇跡の瞬間がある 」というメッセージを観客に問いかけていて、映画館を出た後もチョットだけ幸せな気分が堪能できる映画である。

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2008年6月22日 (日)

インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

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19年ぶりに帰ってきました。ハリウッド冒険活劇の王道をいくインディ・ジョーンズが・・・

冒頭から「アメリカングラフティ」のノリで突っ走る。
全編を通してのスピード感はさすがスピルバーグである。
しかし、1/4世紀も時間が経過すると映画の技術や表現方法も変化してくる。そして我々の身近でもディズニーランドなどのアトラクションで擬似体験が出来るようになり、27年前に公開された「レイダース」の時のようなワクワク感が薄れてきてしまっている。

と、映画を観ていると映画のセットとディズニーランドのアトラクションがかぶって見えてきてしまう。
ワクワク感、ドキドキ感が薄れた分映画に没頭できないなぁ・・・・

とはいえ、最初の巨大な倉庫のシーンはレイダースのラストから繋がるものであり、アノ!<聖櫃>もここにある?
そして懐かしのカレン・アレンも登場してオジサンゴコロはいとうれし。

全体的なプロットは以前読んだ「リンク」にも似ているかもしれない。
水晶ドクロ(クリスタル・スカル)というオーパーツに導かれて南米はアマゾンの奥地へ。
実際、この水晶ドクロというオーパーツには謎が多く、まぁ、だからオーパーツなワケなのだが・・・
「水晶ドクロは全部で13個あり、全てが再び一ヶ所に集結した時、宇宙の謎が暴かれる」という俗説もある。

ところで、父親役のショーン・コネリーは死んだという設定だが、彼は前作で聖水を飲んだから不死不老じゃないの?とツッコミを入れたくなった。
で、チョット調べたら神殿の紋章の内側で1日一回聖杯の水を飲まないと永遠の命をを得られないという設定らしい。

何はともあれ、この映画は映画館の大きなスクリーンと大音響の中で、頭をカラッポにして見ると良い。

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2008年6月21日 (土)

公開セミナー「内陸で起きた最近の大地震」

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最近、中国の四川や岩手・宮城の内陸で大きな地震があった。
そして、大地震シミュレーション小説も先日読んだ。

そんな矢先、「内陸で起きた最近の大地震」という実にタイムリーなセミナーが横浜は杉田にあるJAMSTEC横浜研究所で開催された。

四川や岩手・宮城の地震はどちらも逆断層だという。

東西に近い方向に力が加わり、両側から押されている。押されると、どちらかの面が上に上がる割れ方をするのが逆断層である。

そしてどちらも地震分布によれば過去に何度か地震が発生しており、地震空白地帯ではないという。
地殻に傷(活断層)のあるところに地震は発生する。

「災害は忘れた頃にやってくる」という格言を改めて実感した今日この頃である。

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2008年6月20日 (金)

「せぶん」

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久里浜にある「せぶん」は本格的な豚骨ラーメンが食べられる店である。
まぁ、本格的といっても関東の人間の味覚に合せてだいぶマイルドなトンコツになっている。

本場、九州の豚骨ラーメンは違います!
店の中からキョーレツな匂いが漂ってくる!
この匂いでほとんどの人は腰が引けてしまい店に入れないのである。

実はワタクシ、7年ほど前に北九州は小倉に仕事の関係で1年ほどいたことがあり、
小倉や博多、そして久留米や熊本の有名店を食べ歩いていたことがある。

久留米の豚骨ラーメンは豚骨の濃度が高く、スープがドロドロ状態の店もあった。
九州の豚骨ラーメンは北へ行くほど、つまり本州に近づくほど醤油ベースの割合が多くなってくるようである。
つまり、横浜の家系に近い「豚骨醤油」なのだが、鼻腔を貫く味覚はまったく別モノである。
特に門司にある「珉子」のラーメンは豚骨ベースに塩・醤油タレが絶妙のバランスでブレンドされており、まさに絶品の一杯である。
初めて食べた時は、あまりのウマサにカンドーして言葉が出なかったほどである。

で、話は戻り、久里浜の「せぶん」である。
関東には残念ながらアノ強烈な匂いを放つ「豚骨ラーメン屋」はない。
関東の豚骨はあくまでもマイルド&クリーミー路線なのである。
まぁ、これはこれで良い。
たまに豚骨ラーメンが食べたくなるとここに来る。
でも「せぶん」の豚骨ラーメンは以前の方がウマかったと感じるにはワタクシだけ?

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2008年6月19日 (木)

平成関東大震災

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平成関東大震災--いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった-- (新書)
福井 晴敏 (著)

5月12日、中国でマグニチュード 8.0の大地震があり、死者・行方不明者が8万6000人を
超え、数百万人が避難生活を強いられている。
そして、先日(6月14日)、岩手・宮城内陸でマグニチュード7.2の地震が発生し、未だ
に行方不明者の捜索が続けられている。
そんなニュースをラジオで聞きながら電車の中でこの本を読む。

福井 晴敏氏の本は「Op.(オペレーション)ローズダスト」以来である。

いつか来ると誰もが知っている首都圏を襲う直下型大地震、それがもし今日来たらどう
なるのだろうか?
主人公は西谷久太郎=「サイヤク」=災厄 、そして何故かいつも傍らにいる甲斐節男
=解説男。
このふざけたネーミングの2人が遭遇する直下型大地震シミュレーション小説である。

具体的な被害例などを提示し、行動する際の注意点や普段から心がける点を簡潔にまと
めてあり、
生き延びるための知恵が詰まっている。
この本は一家に一冊必要な本だと思う。

そしてふとワタクシの前に立っている女性の足元を見ると、素足にサンダルである。
(あ~、この女性は地震に遭遇するなんて少しも思ってはいないのだろうなぁ~)
瓦礫の中をこの女性は素足にサンダルで歩くのだろうか?
会社のロッカーにはスニーカーが入っているのだろうか?

地震は何時来てもおかしくはない、という認識を常に持ち、冷静に対応する気構えが大
事なのだと改めて痛感した今日この頃である。

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2008年6月18日 (水)

時計草

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鎌倉の御霊神社から長谷寺、光則寺に通じる小道がある。
そこの小道に面した民家の垣根から小振りの花が覗いていた。
垣根にタグが付いており。「とけい草」と書かれていた。

この花、花弁に対して正面から見るとその雄しべがまるで時計の針のように見えるのである。
横から眺めるとこの雄しべが飛び出て実に立体的な花である。

そして、英名はパッション・フラワーという。
このパッションは「情熱」ではなく、雄しべの形状を十字架に見立て「キリストの受難」を表している。
南アメリカを旅行中のスペインの宣教師たちが、発見したときの印象から名付けられたものである。

花言葉は聖なる愛
Holy love

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2008年6月17日 (火)

「めがね」

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透明感ある「ゆるさ」が醸し出された前作「かもめ食堂」のスタッフとキャストによるたそがれどきの物語。

初夏のけだるい午後にぬるいビールを飲みながら観ると良い。

南の島の生活を淡々と描写している。

時間が止まったような錯覚、そして永遠なる時間の流れを感じたそがれよう。

「たそがれるコツって何ですか?」

観ているうちに次第に現代(いま)の束縛から解放されていく。

そしてコバルト・ブルーの海を眺めながら、カキ氷を食べてみたい、と思うのである。

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2008年6月16日 (月)

驚異の「オレンジ軍団」

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土曜日の早朝、眠気と戦いながらユーロ2008のフランスvsオランダ戦を観る。
そしてオランダの破壊的な攻撃力に眠気をぶっ飛ばされる。

試合はオランダが4-1で快勝し、2連勝で早々と準々決勝進出を決めた。

その前はイタリアにも3-0で快勝した。
そして、イタリアに勝利したのは実に30年ぶりのことである。
イタリア、フランスとも開幕前の下馬評では優勝候補である。
その2カ国を相手に合計7点を取ったオランダの攻撃力は驚異的である。
特にイタリア戦での2点目は今のオランダサッカーを象徴しているような「美しいゴール」であった。
スルーパス、クロス、その折り返し、そしてスナイデルのボレーシュート!

実はワタクシ、1974年の西ドイツワールドカップ以来のオランダ・サッカー・フリークなのである。
この時の対ブラジル戦ではスピードある2ゴールでブラジルを粉砕した。この時のゴールシーンは今でも瞼の記憶に残っている。しかし決勝では惜しくも西ドイツに敗れてしまった。しかし、ヨハン・クライフを中心としたトータルフットボール、またローティーション・サッカーとも呼ばれる戦術でサッカー界に革命を起こし、その後の世界のサッカー戦術を一変してしまったのである。

オランダサッカーはユーロ1988ではファン・バステン、フリット、ライカールトのいわゆるミラントリオを擁するチームで参加し、準決勝で仇敵西ドイツを下し、決勝ソ連戦では今尚語り継がれるファン・バステンのボレーシュート等で勝利し優勝した。これが現在に至るまでのオランダ代表の唯一の国際タイトルである。しかしこのチームでもイタリアW杯では勝てなかったのである。

今年のユーロはオランダが熱い!
今までのワタクシの不満を一掃して対戦相手を撃破してほしいと、熱く想う今日この頃である。

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2008年6月15日 (日)

鎌倉“花”巡り ~紫陽花 三十六景~

この時期の鎌倉には渋谷の交差点以上に混雑する場所がある。
紫陽花の名所はどこもかしこも人、人、人でごったがえ。
まぁ、これもこの時期ならではの風物詩であると言い聞かせ、
毎年御馴染みの「紫陽花巡り」に出かける。

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去年の成就院の紫陽花は一昨年の大雨やがけ崩れ防止工事を行った影響でほとんど咲いてなかったが、今年は整備されて満開で、人出も満員状態。

御霊神社は紫陽花と江ノ電のコラボを見ることができる。

長谷寺はこの時期は入場整理券を配布するほどのクレージーな混雑ぶりでここはあっさりとパス。

お隣の光則寺で日本古来の山紫陽花を愛でる。

その後は鎌倉路地巡りを楽しむ。

紫陽花は土壌のpH濃度、アルミニウムイオン量によって様々に変化する。そのため、「七変化」とも呼ばれる。
そして花言葉は「移り気なこころ」である。

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2008年6月14日 (土)

為朝神社の虎踊り

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横須賀市西浦賀町の浜町にある為朝神社の夏の祭礼が6月14日に行なわれ、神奈川県の指定無形文化財である虎踊りが20時から境内の舞台で奉納された。

横須賀市には野比地区にも「虎踊り」が伝承されており、どちらも和唐内(わとうない)の虎退治を題材としている。
で、この和唐内だが、近松門左衛門の人形浄瑠璃「国性爺合戦」の主人公の名である。
そして、この「虎踊り」は江戸時代の享保5年(1720)に、外国奉行所が下田から浦賀に移されたとき、下田から伝えられた。

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ちなみに、浦賀と野比の虎踊りを併せて国の「記録等の作成を講ずべき無形民俗文化財」に選択された。
面白いのは太唐人の口上や、唐子達が踊る歌の歌詞である。
ペッペケペーピンカントン、オンチカロクシュ、キューシンペコ?
テレレツ・・・?
レゲールカンロンオース エンエン ブツブツ・・?
チャチャーラ、チャチャーラ、チンカラケンブリ、オケケンケラケン・・・?
まったくもってワケワカメで、どこの(国の)言葉だか分からないという。

伝承の過程で変化してゆき、今では意味不明な言葉になっていったのだろう。
まぁ、もっとも和藤内という人物は父が中国人で、母が日本人、ということで和(日本)でも藤(唐、中国のこと)でも内(ない)、という洒落であり、舞台も台湾を拠点に明朝の復興運動を題材にしており、メコン川流域に関連する話も盛り込まれているので多種言語のチャンポン状態になってしまうのは想像できる。

最後は男児の扮する和唐内が叶明神の守札を掲げて虎退治をして終わる。
太唐人や唐子達の衣装も明の民族衣装風でエスニックな雰囲気が楽しい「虎踊り」である。

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2008年6月13日 (金)

ご近所探索「枇杷(ビワ)山トンネル」

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                      汐見台側

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                      衣笠側

ワタクシが中学生の頃、練兵場(今の不入斗公園)から衣笠に行く時にはビワ山トンネルを通って行った。
当時のビワ山トンネルは素掘りの状態で岩盤がむき出しになっていた。
で、トンネルを抜けて階段を降り、真っ直ぐ行くと衣笠駅前に出れた。
今では「はまゆう会館」が建設されてしまって迂回しなくてはならない。

そして、このビワ山だが、明治時代に佐久間 国安(くにやす) によって
「百菓園」が開かれ、評判のビワを産しておりそこからビワ山と呼ばれていた。

このビワ山トンネルだが、いつごろできたか定かではないが、この土地の主が、大戦後間もなく自らの手で掘削したものだという。

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1973年(昭和48年)に、同市が改造を加えコンクリートで覆われてしまって当時の面影はない。
そしてこのトンネルの中は、今では園児などの絵が展示され、小さなギャラリーとなっていって微笑ましい。
長さ 62.35m、幅は 1.95~2.6m。

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このビワ山トンネルは、汐見台、望洋台の人々にとって無くてなならない生活路になっている。

ちなみにこのビワ山を開いた佐久間 国安は当時は海軍機関学校の教頭を務めていたが、大正12年、関東大震災により海軍機関学校の校舎は焼失し、広島県江田島に移転してしまった。

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2008年6月12日 (木)

ティーヌン 「トムヤムラーメン」

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ティーヌン 「トムヤムラーメン」

地元ではサワディーの「トムヤムソバ」が有名だが、歴史的にみれば高田馬場のティーヌンが始めた「トムヤムラーメン」の方が古い。ティーヌンで「トムヤムラーメン」は始めたのが1992年のことである。

で、ワタクシの仕事場である赤坂にもティーヌンがあり、先日初めて訪れる。
個人的にはサワディーよりはティーヌンの「トムヤムラーメン」の方がコクと深みがありウマイと思う。

このラーメンのベースとなるトムヤムクンだが、世界3大スープの1つとされる。しかしこの話は初めて日本にトムヤムクンを広めるためのキャッチコピーであるという説もあるらしい。

ちなみに「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、そして「クン」はエビのことで、エビ入りトムヤムスープという意味になり、鶏ならトムヤムガイ、イカならトムヤムプラームックとなる。

これから夏になっていくのだが、暑い日に「トムヤムラーメン」をすするのもオツなもんである。

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2008年6月11日 (水)

邪魔

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邪魔(講談社文庫) (文庫)
奥田 英朗 (著)

ごく普通の幸せがある。人はそれを普通に守ろうとする。
そして、それがチョット過剰になると、邪魔になる存在が現れてくる。

まぁ、人間が生きていくということは大なり小なりどこかに利害関係が生じるものであり、
それが次第に歪んできて、敵対していくということは多分にありうることである。

そこで人間にはありがたいことに「理性」というリミッターが備わっているのだが、
些細な食い違いや思い込みでこのリミッターが外れると人間は簡単に犯罪を犯してしまう、
という非常に精神的に弱い「生き物」なのだなぁ・・・とシミジミと感じる。

で、この小説のモデルになった事件が存在する。それは1998年の「ザイエンス新潟支店毒物混入事件」で、動機もまるっきりこの本と同じであり、作者はこの事件にインスパイアされてこの作品を書いたという。

前作の「最悪」同様にダークな奥田ワールドが展開されるが、この作品以降は「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「サウスバウンド」といった軽い奥田ワールドの作品が多い。

ちなみにワタクシは「サウスバウンド」が一番好きである。

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2008年6月10日 (火)

「Cybertecture Egg」

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最近はコンピューターで建物をデザインできるので、従来なら難しかった3次曲線や3次曲面を多用したデザインの建物が多い。

で、これも最近ニュースで見かけた卵型の建物である。建設地はインドはムンバイで、2010年完成予定だという。13階建てで、卵型構造によって構造そのもので建物を支えるので、柱への負担は通常のビルに比べてぐっと軽いものになっているらしい。
また、屋上の緑を植えたスペースが熱を放射し、一方で太陽熱と風力を利用して電力を作るようになっている。

そして、この建物、トイレに入ると血圧と体重を計って健康管理してくれるという。イヤイヤ、メタボ管理をしてくれる大変ありがたい建物なのである。

別名「Intelligent Egg」!!!!

最近、日本でも新宿に「コクーンタワー 」、名古屋に「スパイラルタワー」が建設されている。
ちなみに、どちらの建物にもワタクシの知り合いが関係しているがイロイロと大変らしい。

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2008年6月 9日 (月)

ロレンツォのオイル/命の詩

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これは実話です。
これがスゴイ!

難病に冒された子供を両親が救います。

医学に対して知識がない夫婦が不屈の精神力と努力で勉強します。
図書館で徹底的にリサーチして調べます。
そして、難病(ALD)の原因を専門の医師を凌駕する仮説と理論で立証していきます。

1種類のオイルを作り出したのもスゴイ!がさらに仮説をたててもう1種類のオイルも作り出して
ブレンドする。そしてこのオイルが難病の進行を食い止めてしまう。

それをやってのけたのが医学の知識がない人間(両親)なのですよ!
ココが本当にスゴイ!脱帽です!

実話が持つ重みを強く感じさせます。どんなフィクションも色あせてしまうディテールの重みを感じます。

それにしても母親役を演ずるスーザン・サランドンは、鬼気迫るまでに熱演してます。
これもスゴイ!!

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2008年6月 8日 (日)

特別展「東郷平八郎展」

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今月(6月)の30日まで記念艦「三笠」で東郷平八郎展が開催されている。

前回は戦艦「大和」特別展であった。

この東郷平八郎展では連合艦隊司令長官・東郷平八郎元師に関する秘蔵の絵画、書跡、写真、彫刻等が特別展示されていた。

書跡は軸や額が多く、雄渾な書はさすがである。元帥は薩摩の出身で、西郷隆盛の弟 吉左衛門に書を学び当初から瞠目されていたらしい。
また、元帥の書は料亭「小松」でも拝見できるという。

東郷元帥は日本海海戦での勝利後、軍神として神格化されていく。そして日本海海戦での勝利はその後の大艦巨砲主義へと発展し、戦艦「大和」が建造されていくのである。
しかし、時代は既に航空戦力へと変わっていき、日本の戦略が時代の変革に追従できず、また総合判断にも欠けて敗戦へと追い込まれていくのであるが、そんな時代の流れをシミジミと感じた今日この頃である。

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2008年6月 7日 (土)

横須賀花処巡り「花の国」 点景

久里浜にある「花の国」では明日でポピーまつりが最終日で花摘み大会が行なわれる。
で、ポピー見納めということで「花の国」を訪れる。

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そして、ヒナゲシとポピーが同じ花と気づいたのは実は最近のことである。
で、夏目漱石の小説「虞美人草」も実はポピーだと知ったのは今日であり、この虞美人とは「四面楚歌」で有名な項羽の愛人・虞美人に由来していて、垓下の戦いで項羽が敗れそうになった時に自刃した虞美人から流れた血から咲いたという伝説によるものだという。
それでこんなに生々しく赤いのか?

PS:全ての画像はクイックで拡大されます。

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横須賀花処巡り「しょうぶ園」 点景

久々に晴れた土曜日なのでウォーキングを兼ねて花処を巡る。
まずは池上にある「しょうぶ園」を目指す。

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今日は「衣笠しょうぶ祭」ということで無料開放しており大勢の見物客で賑わっていた。
といっても肝心のしょうぶはまだ3~4部咲きといったところで見頃ではない。

で、ここはしょうぶ園と名乗ってはいるが咲いているのはハナショウブである。
そして、『何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)』という、慣用句があるが、これにハナショウブが加わると,見分けはいっそう難しいかもしれない。しかし、ハナショウブは花が大きいことや,色は紫(青紫,赤紫)や白が多いということなので,比較的容易に見分けられるということを今日初めて知ったのである。

PS:全ての画像はクイックで拡大されます。

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2008年6月 6日 (金)

「ALWAYS続・三丁目の夕日」のメイキング、そしてパワポは使うな!

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某有名ソフトウエア・ベンダーのセミナーに久々に行く。
最初は行くつもりはなかったのだが、基調講演にあの山崎監督が「ALWAYS続・三丁目の夕日」のメイキングについて語るという。これは行けねばならぬ。

実写とCG、そしてミニチュア(模型)をいかに組み合わせてよりリアルな映像に仕上げていくか、イメージの段階から各ステップごとにその過程を詳しく実例を挙げて解説してくれた。
アノ!オープニングシーンにはやはり並々ならぬ努力と製作過程があったのだと知って納得。
この山崎監督の講演を目当てに来場した人達も多かったようである。

そして川崎 和男の講演も面白かった。
「デザインとしてのソリューション、ソリューションとしてのデザイン」とは、まさしく常日頃からワタクシが思っていることと非常に共感する部分がある。

それにしても、WINDOWS、特に「パワーポイントは前頭葉を低下させるから使うな」には思わず笑ってしまった。午後の部で専門分野別セミナーを行なう各講師の方々はおそらくほとんど全員がパワーポイントを使うと思われるがこのコメントをどのように受け止めたのだろうか、気になるなぁ・・・

非常に刺激的な川崎氏の講演に久々に脳を活性化された今日この頃である。

ちなみに某有名ソフトウエア・ベンダーのセミナーとはこれである。

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2008年6月 5日 (木)

アジアンキッチン サワディー 「トムヤムソバ」

横須賀では有名なサワディーである。
このサワディーはチェーン店で、1号店である阿佐ヶ谷店は仕事の関係でよく行っていた。
で、横須賀店はアジアンキッチンと前置きしているがもともとはタイレストランである。

タイには何度も訪れており、本場のタイ料理の味わい深い辛さも知っている。
そして、定期的にタイ料理が食べたくなる時はここか「エラワン」に行く。

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この「トムヤムソバ」はサワディーでは定番メニューである。
通常では日本人向きに香辛料や辛さを抑えて出しているが、ワタクシは辛さをアップし、さらにチリの調味料も加えて食べる。

トムヤムスープに絡むビーフンを一心不乱に食べる。
アジアンキッチンらしくベトナムの生春巻きや中華ちまきもセットとして付く。
で、この「トムヤムソバ」だが密かにワタクシが元祖だと思っている。
20年以上前にシンガポールに駐在していたことがあり、よくトムヤム鍋を作って食べていた。
市販されているトムヤムスープの素をベースに魚介類や野菜を入れた鍋である。
で、最後にしめで中華麺を入れて食べていたのである。
これがウマくて頻繁に食べた記憶がある。

その後日本に帰国してしばらくしてからトムヤムラーメンなどを出す店が出始めたのである。
20年以上前からトムヤムラーメンを食べているが、トムヤムスープにはビーフンよりも中華麺が合うと信じている今日この頃である。

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2008年6月 4日 (水)

真夜中のマーチ

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真夜中のマーチ (単行本)
奥田 英朗 (著)

実に軽い奥田 英朗ワールドが楽しめる。

軽いからスカスカなのかというとそうでもなく、真夜中の東京の透明感ある雰囲気がワタクシ的には好きである。
まぁ、と少し持ち上げてみるが全体的には軽妙かつコミカルタッチな文体でストーリーは進んでいく。

けっしてハードボイルドな作品ではないが、特徴あるキャラクターの男女3人が織りなすスラップスティックな面白さに溢れ、読んでいて楽しい。肩の張らない通勤電車のお供に最適である。

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2008年6月 3日 (火)

空飛ぶクジラ

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先日、何気なくインターネット上のニュースを眺めていたら男のロマンの琴線に触れるなんとも優雅なフォルムの飛行船の姿が目に留まった。クジラ型の飛行船である。

このクジラ型の飛行船はナント!時速280kmで飛んで世界一周を3日で可能にする超高速飛行船だという。

そしてこのクジラ型の飛行船の正体は500平方メートル以上もあるホテルで、40の客室ベッドとレストラン、バー、図書館、フィットネスルーム、大浴場とそして日光浴用テラスを備えているという。

このホテルはフランスの航空宇宙研究所ONERAとJean-Marie Massaudが企み既に実用段階にあるらしい。
イヤイヤ、オジサン参りました。日本が誇るホテル列車、北斗星が霞んでみえる。何たってアナタ!
3日で世界一周ですよ!エライコッチャ!

ワタクシ、飛行船には乗ったことも無く、また時速280kmでかっ飛ぶ飛行船も知らない。
で、この飛行船はどのくらい快適なのか、また揺れないのかが気になるなるのだが、一度は乗ってみたいと思う飛行船なのである。

追伸:ところでこの曲線美を見て思い浮かぶのは1970年当時、最も奇矯な造形をするデザイナーであるルイジ・コラーニである。彼の有名な言葉で「自然は最高のデザイナー」というものがあるが、まさに自然界はデザインの宝庫であるとワタクシも思う。

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2008年6月 2日 (月)

LOST シーズン3

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よくぞここまで引っ張るもんだ、とそのいささかゴーインな脚本に唖然とすることもあるのだが、何故か?続きが見たくなってしまう、という恐るべきドラック効果を持った連続TVドラマである。
シーズン2を見終わったのが去年の夏のことである)

ストーリーが切れそうになると新たなる登場人物が現れて、その過去・現在の出来事をクロスオーバーさせてストーリーをさらに複雑怪奇にさせてゆく。

そしてあまりにも長期に亘り放映しているので過去のエピソードなどすっかり忘却の彼方で思い出すのも苦労する。で、次第に作品自体に魅力がなくなってきている。事実、第3シーズンでは中盤から視聴率の低下が顕著で、シリーズ最低の数字を記録し、打ち切りが囁かれ始めるまでになったという。でもまだまだ引っ張り、2010年に第6シーズンで終了することで合意したらしい。エライコッチャ!

それにしてこの作品と前後して見始めた「24」のシーズンⅤだが、コリャ~面白い!
やはりシーズン毎にある程度完結させ、作品の完成度の密度を上げたほうが良いのは言うまでもないことである。と、言いつつもLOST シーズン4もまた見てしまうのだろうなぁ・・・

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2008年6月 1日 (日)

砕氷艦「しらせ」の一般公開

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本年2008年を最後に除籍となる砕氷艦「しらせ」が、母港・横須賀で一般公開された。

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面白かったのが恐怖の理髪屋「タイガーカットハウス しらせ本店」?のキャッチコピーである。

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      「失敗と絶望」という名の       これが失敗と絶望の理容室である
      星のもとで鋏と櫛を手に
      考える──────。
      「まぁいいか!」

まぁ、本職の理容師さんはいる訳もなく隊員同士で髪を切るのでこのような迷コピーになったのだろう。

実は、「しらせ」の建造費は文部省(現・文部科学省)予算により支出されたが、設計、契約および運用については防衛庁(現・防衛省)が行っているという。
従って「しらせ」は自衛艦ということで外国への売却も難しいらしい。

「しらせ」の一般的な呼び名は砕氷艦ではなく「南極観測船」と呼ばれているが、主な任務は観測ではなく観測隊及び物資の輸送である。
また、ましゅう型補給艦が竣工するまでは海自最大の自衛艦でもあった。

また、除籍後の引き取り先を探しているが、「そうや」「ふじ」のように浮かぶ展示施設として活用希望を申し出た自治体などはなく、今後の行方はまだ決まってはいない。最悪はスクラップになる可能性もあるという。

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