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2008年5月 8日 (木)

今月号の「なぎさ」、そして表紙の写真に想う

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今月号の京急の情報誌「なぎさ」の特集は「篤姫の時代を歩く」である。
そして地元は横須賀の浦賀と久里浜が紹介されている訳で実にタイムリーな企画である。
当然の如く「ペリー上陸記念碑」も紹介されていた。

で、表紙の写真だがこれはその「ペリー上陸記念碑」の裏側のアップ写真である。
英文で1853年7月14日、アメリカ合衆国 ペリー提督がこの地に上陸す、と刻まれている。
そしてこの記念碑の左上が欠けているのが見て取れる。
実はこの欠けは戦時中に倒された時に出来たものらしい。

太平洋戦争も末期の昭和20年(1945)2月8日に敗戦の色も濃色になりつつある中、「敵国をたたえる碑」として大政翼賛会横須賀支部が県知事の許可を受け、碑を引き倒してしまったのである
そして、倒された記念碑の跡には、国家主義者徳富蘇峰の『護国精神振起之碑』というヒノキの木標が建てられてしまった。
また、この碑は粉砕されて砂利として道路に散布されていたはずだったという。

   Photo

しかし、建材として利用出来ないかと放置されていたら半年後に終戦。
進駐した米軍が引き倒しのことを知れば激怒し、関係した者はすべて殺されるなどといった噂が広まり、慌てて引き起こしたという記録が残っている。

まさに波乱の時代を刻んだ記念碑なのである。

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