建物で読む横須賀
「横須賀建築探偵団」が横須賀の歴史を物語る特徴的な建物をまとめた本である。
16年間にわたり丹念に調べた記録が身近な建物をより一層興味深い対象とさせてくれる。
中には既に現存しない建物もあり、チョット残念ではある。
そして、生まれ育った上町には幼い頃から慣れ親しんだ建物がある。
特に横須賀上町教会や船津眼科医院には格段の思い入れがあり、写真を見ていると様々な記憶が甦ってくるのである。
著名な建築家が「記憶に残る建築を創る」と言ったことがあるが、記憶に残るデザインは著名な建築家だけが創るものではなく、その土地の気候や風土、そしてそこに住む人々の人柄が滲み込み、時を経て初めて記憶に残るものになるのだなぁ・・・としみじみと感じるのである。
また、この本の中で紹介されている建物はほとんど知ってはいるがまだ知らない建物もいくつかあるので、機会をみてゆっくりと観て回ろうと思っている。
A5判、オールカラー、百八ページ。千部発行。千五十円。市内の主な書店などで販売。
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