« 哀愁のハーモニカ・・トゥーツ・シールマンス | トップページ | テレビアンテナ »

2008年3月22日 (土)

ご近所探索「三浦帝釈天」

    A_

最近、若松町の駐車場の片隅に三浦帝釈天がお目見えした、という記事を読み、ホー、横須賀に帝釈天とは如何に?ということで、そして、ご近所というよしみもあり、その三浦帝釈天を参拝しに行く。

場所は少々分かりづらく、米が浜通りを挟んで共済病院の向かい側で、米が浜通りから16号に向かって一つ目の通りにある駐車場の角にある。
小ぢんまりとしており、石の台座に載せられて、東西南北の方向に扉がありそれぞれ内部に木製の帝釈天の仏像が据えられている。

で、何故?ここに帝釈天が?と思ったが鎌倉時代に高僧・日蓮がこの地に上陸したことから始まる。この裏手に日蓮縁の竜本寺があり、竜本寺に登る裏坂(観念寺坂)の途中に「お穴さま」とこの地の庶民に親しまれてきた座禅窟がある。日蓮が、21日間こもり発願したと伝えられる洞くつである。
そして、この帝釈天だが、法華経行者を擁護する守護神とされるため、日蓮宗には帝釈天を本尊とするお寺が多いのである。

柴又帝釈天も経栄山題経寺(日蓮宗)と言い、日蓮聖人御親刻と言われる帝釈天のご本尊が安置されている。
というわけで、日蓮宗の修行僧たちがこの地域の篤志家に請われて祈念したところ帝釈天が現れたという伝説も残っているのである。
故に「三浦帝釈天」として中世、三浦半島で勢力を振るった豪族・三浦一族ともゆかりがあったという。

そして、この地はかつては観念寺とも言われていたが日蓮との関係はなさそうである。
どうも観念寺という姓の公家の出のお方が住んでいたのが謂れの由縁らしい。

鎌倉にある日蓮が開いた長勝寺は、元は本圀寺(ほんごくじ)といい、鎌倉帝釈天として知られる。

また、帝釈天(因陀羅)は密教にも取り入れられており、これを天台宗や真言宗でも本尊とする寺院が少なくないようである。

猿島に始まり鎌倉まで日蓮ゆかりの地は数多く残されている三浦半島である。

|

« 哀愁のハーモニカ・・トゥーツ・シールマンス | トップページ | テレビアンテナ »

ご近所探索」カテゴリの記事

逍遥雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210831/40605326

この記事へのトラックバック一覧です: ご近所探索「三浦帝釈天」:

« 哀愁のハーモニカ・・トゥーツ・シールマンス | トップページ | テレビアンテナ »