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2008年1月 4日 (金)

プラハ国立美術館展

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プラハ国立美術館展
ルーベンスとブリューゲルの時代

横浜のそごう美術館で「プラハ国立美術館展」が開催されている。
17世紀フランドル派絵画がメインなので副題が「ルーベンスとブリューゲルの時代」である。見所はピーター・ブリューゲル(子)「東方三博士の礼拝」や、ペーテル・パウル・ルーベンスの「聖アウグスティヌス」などである。
「東方三博士の礼拝」はダ・ヴィンチ・コードで勉強済みで数々の巨匠たちが描いている作品。あの「ダ・ヴィンチ・コード」では隠蔽工作されたといわれ、塗り重なれたその下には邪悪が隠されているというレオナルド・ダ・ヴィンチの未完成「東方三博士の礼拝」が有名である。

そして、その時にチョット勉強したキリスト図象学もこれら絵画を読み解く為にそれなりに役立つ。
つまり、赤い薔薇は聖母の愛、そして殉教者たちが流した血、人類の罪を贖うために十字架に架けられたキリストの贖罪の血を表し、一方、白い薔薇は純潔の証で、聖母を象徴しており、そして葡萄がキリストの受難やキリストの血(ワイン)を象徴しているのである。(しかるべき解説文があり、改めて納得したのだが)また、「猫」は「女、悪魔、邪悪なもの」を表し、「柱、カーテン、子犬」は「婚姻」を表しているという、これは知らなかったが、まぁ、わかるような気がする・・・・

ルーベンスとブリューゲルだが作風は違う。ルーベンスはバロック芸術を代表する画家の一人で、躍動感溢れるダイナミックな宗教画が特徴的で、ブリューゲルの家系が描くのは田園の情景と共に、細密な描写による静物画の秀作を数多く描いている。

で、話はチョット変わりフランドルは英語名ではフランダースであり、そしてルーベンスとくれば思い出すのは「フランダースの犬」ではないだろうか、ワタクシはリアルタイムでは見てはいないが、そのあらすじは知っている。
画家を目指したネロ少年が憧れたのはルーベンスの『キリストの昇架』と『キリストの降架』で、アントワープ大聖堂のルーベンスのその絵の前でパトラッシュと息絶えるラストはあまりにも有名である。

今回は改めて絵画が持つメッセージを如何に読み解くか、謎解きを楽しんだ次第である。

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