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2008年1月21日 (月)

「横須賀どぶ板繁盛記」&「ヨコスカどぶ板物語」

   A_

今は無き、バー・テネシーのパパが綴る古き良き「どぶ板ストーリー」である。
パパとはマスターである藤原 晃氏である。

バー・テネシーはベースの前にあったことは記憶の片隅にある。
しかし、入ったことはない。前を通り過ぎる時にチョット中を覗いたくらいである。
地元のワタクシ達の世代では「どぶ板」は危険な所で行ってはイケナイ場所だった。
ワタクシが中学生の頃はベトナム戦争真っ只中でどぶ板には死と隣り合わせの兵士達で殺気立っていた。
さいか屋から先の本町は別世界だったのである。

しかし、この本を読んでいると当時の殺伐とした雰囲気は伝わってこない。
著者の気さくな性格の文体のせいか、なんだかとても穏やかでのんびりしているのである。
ここには語れていない裏の出来事は当然あったと思うが、それには触れることなく、だた面白おかしく人間模様を語っている。特に「皇后陛下」とか「サイパン」「タイガー」などと呼ばれていた人達のエピソードが興味深い。この「どぶ板ストーリー」の大半はヤンキーボケのお姉さま達と酔っ払いヤンキー達の生態?を赤裸々に語っている。

そして空母「ミッドウェイ」なんて懐かしい言葉が出てくるではないか!
ワタクシこの「ミッドウェイ」に乗船したことがあり、航空甲板が木造だったのを覚えている。

このマスターは予科練出身で戦後はアメリカの掃海艇に乗船し朝鮮動乱に参加していたという。
そしてこんな気さくマスターだったら一度でいいからバー・テネシーに行ってみたかったと後悔をする。
今、どぶ板は原宿の如く大変身し、日本の若者が闊歩しているのである。

でも昔のどぶ板も今となっては懐かしい
豚と軍艦」という映画で1960年のどぶ板にタイムスリップできます。

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