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2007年12月19日 (水)

恐怖の存在

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地球温暖化問題に波紋を投じる問題の書である。

現在、地球が温暖化されているということは広く一般的に知られている。
そしてこれは良識なオトナなら誰でも常識として持っており、最近の異常気象はこの地球温暖化が原因である、と認識しているはずである。

まぁ、これは、科学者の論文なりシミュレーションしたデータを新聞や雑誌が取り上げてそれが認知されているだけで、我々個人個人ではこれを立証できない。
じゃ、地球が温暖化されているというこの科学者達の言い分は本当に正しいのか?

地球が温暖化されているということは地球上どこでも均一に温度が上がっているということであるが、ある地点では逆に温度が下がっている場所もある。この書の各章の末尾にこのような具体的なデータを記載しており、地球が温暖化されているという科学的な根拠はナイ!と言い切っている。

このご時勢に真っ向から反対姿勢を示すマイケル・クライトンの信念には恐れ入りやの鬼子母神!
で、この書のチョット的外れ的タイトル「恐怖の存在」なのだが、読めば納得する。

この書では説く、現代社会では“恐怖”が存在することが必要なのだと。
都合よく意図的に作り出された“恐怖”はある支配的な複合体にとって国民(大衆)を操作するための道具(情報)なのである。
この支配的な複合体とは政治・法曹・メディアのことである。
政府は“恐怖”を操作することにより国民も操作することが出来るし(最近では消費税のアップなどがあるなぁ・・)
メディア(新聞・雑誌)に至っては記事のほとんどが“恐怖”を煽るものであることは誰でも気づいているはずである。

そして巨大化しすぎたある環境保護団体にも“恐怖”が必要になる、これがこの小説の骨子である。
環境保護団体(=環境テロリスト)がミサイルを利用して嵐を起こして、爆薬で津波を発生させ、“恐怖”を作り出す。
そしてそれを阻止するグループとの疾風怒濤の冒険活劇である。(小説とすればオモシロイ)

で、ワタクシ的には地球温暖化は進んでいると思い、努力しなければイケナイと感じる今日この頃である。

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