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2007年12月10日 (月)

天空への回廊 

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天空への回廊 
笹本稜平 
光文社文庫

この小説も過去に読んでいる。という薄っすらとした記憶がある。
何故、覚えているかというと、同時期に読んだ「ミッドナイト・イーグル」のプロットと同じだからである。
(尚、ミッドナイト・イーグルの映画は最近鑑賞済みである)

どちらも山中の奥深くに墜落した謎の飛行物体を巡っるミステリー&アドベンチャーなのだが、「ミッドナイト・イーグル」は日本人の感性に訴えるウルルもののラストであり、この「天空への回廊」のラストは皆が期待する結末でいかにもハリウッド好みのストーリー展開でハリウッドで映画化されたら面白そう、似たようなこの2つの物語はそのラストの結末がまったく異なるものでそれが逆に印象に残っている。

まぁ、しかし、この主人公も岸壁から落ちるは、雪崩に巻き込まれるは、銃で狙撃されるは、ホワイトアウトに巻き込まれ、足を骨折し、凍傷になり、食料はつき、そして傷つきながらも8000mの雪稜を這いずり回って己に定められた試練に立ち向かうその超人的姿はまるでヒマラヤ版ダイハードであり、この怒涛のような災難の連続もいかにもハリウッド好みの演出だと思う。

山好きには夢枕獏の「神々の山嶺」、そして谷甲州の「遠き雪嶺」とともにお勧めできるミステリー&アドベンチャーである。

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