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2007年11月10日 (土)

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」

15年ぐらい前にNHKの美術番組でフェルメールという画家の特集があり、その番組の中で解説をしていたのが小林頼子女史である。
そしてこの小林頼子女史が余りにも熱っぽくフェルメールを語っていたのでこちらも思わず引き込まれてフェルメールの世界に引きずり込まれてしまった。

そしてこの時がフェルメールとの最初の出会いである。

その後、フェルメール関連の書物を読み漁ってきた。そして知れば知るほどフェルメールの魅力の奥深さにハマってしまった。
しかしである、ワタクシは今まで本物のフェルメールの作品を観たことがないのである。

フェルメールの生涯で30数点しか作品を残していないのでその作品の少なさ故になかなか観る機会がない。しかも作品は世界中に散らばっている。

数年前に関西でフェルメールの展覧会があったが行けなかった。しばらくは観ることは出来ないのか、と諦めていたら今年東京の国立新美術館でフェルメールが観れるという情報があったのは今年の初めである。
で、待ちに待って本日やっと生フェルメールとご対面!

        Photo

国立新美術館開館記念
アムステルダム国立美術館所蔵
フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展とあるが、これまで宗教的な意味合いが多かった絵画が経済の発展と共に市民の生活に入り込んできた、それが風俗画である。

        Milkmaid

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」

計算された光の描写、巧みな質感の描写、そして透視図法を取り入れて、意図的に光と影を操り、計算されつくした構図が観る者の視点を巧みに操り絵画に集中させてしまう。
絵画上の意図的な操作、現実の世界と企みの世界とが織りなす綾がまさしくフェルメールの世界である。

絵画とはここまで緻密に考えられて描かれていたのか!という衝撃的なオドロキがまさしく今目の前にある。
「牛乳を注ぐ女」の前を何度も往復し、近寄ったり離れて観たりとしていたら涙が出てきた。
15年も待ってやっとご対面である。そりゃ~カンドー島倉千代子である。

フェルメールの30数点を巡る世界の旅というのは夢なのか、何とか実現させるためにガンバリましょうか。

そしてワタクシをフェルメールの世界に誘(いざな)ってくれた小林頼子女史に感謝!
日本でフェルメールを語らせたら右に出るものはいないだろう。現在の日本のフェルメール研究の第一人者である。
フェルメールに関する著書も数多い。

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