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2007年10月20日 (土)

歴史街道&アースダイバー的ご近所探索「浦賀-大津編」②

そして本日のメインイベント「大津古墳群の一般公開」があった。
正式には大津古墳群第2次調査現地説明会という横須賀市史編纂事業の一環の催し。

この丘の周囲には信楽寺や信誠寺、そして諏訪神社があり、絶対に古墳があると推測していたが、やはりあった訳でここでもアースダイバー的解釈が証明された次第.

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                     信楽寺

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                    信誠寺

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                     諏訪神社
これら寺、神社の背後の丘に古墳群がある、

ここには前方後円墳1基と円墳2基が確認されており、今回の現地説明では前方後円墳の埋葬施設や墳形・規模などの説明があった。

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年代的には6世紀なので前記の大塚台古墳と時期的には同じで、横穴式石室。
出土した土器や埴輪などの説明を聞いたが埴輪は埼玉の産らしく、しかも運搬を考慮して小型化されたという。そして、発掘した地盤面から50cmほど下に石棺があるという説明である。

そして、古墳考古学の真髄を思い知らされた。
この先発掘作業は行なわないという。つまり、発掘という行為は破壊であり、三浦半島に完全な古墳はないのでこのまま発掘せずに保存するという。

発掘=破壊であり現在の技術では空気に触れた段階で酸化してしまうので後世に残しておきたい。いずれ技術的に改善できれば密閉してフッ素を充満して宇宙服のような完全防備の服を着て発掘する時がくるだろうと語っていた。

何よりも自分達より後の世代にこの古墳の解明を残してあげたいとも語っていた。
まぁ、一番の問題は発掘資金だと思うだが、何だか後世に託すという言葉にロマンを感じた今日この頃である。

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コメント

古墳の説明会、行かれたんですね(^^)
僕も行こうと思っていたんですが、寝坊してしまって(^^ゞ
説明会に行けば、三浦半島関連のサイトを作ってる人にも会えるかなーとか期待していたんですが・・・

てっきり、古墳のある場所にマンションを建てるので発掘調査をしているものだとばかり思っていましたよ。
後世に残すっていうのは、ちょっと嬉しいですね(^^)

投稿: ちーず。 | 2007年10月27日 (土) 15時02分

こんにちは、ちーずさん。
古墳の説明会は結構人がきてましたね。
200人以上?は来ていたでしょう。
ちなみに前回は250人だったそうで、これが多いのか少ないのかは分かりませんが・・・

殆どがお年寄りの考古学マニアの方たちで若い人はあまりいませんでしたね。

後世のために残すと言うことにチョット感動しましたね。

投稿: take4 | 2007年10月28日 (日) 09時09分

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小川茂周は初代三浦郡長に就任した人物です。 「おがわもしゅう」と読みたくなりますが、「おがわしげちか」と読みます。 昔の人の名前の読み方は難しいですね。 といっても、そんなに昔の人ってわけでもないか。 【三浦半島の史跡巡り・観光名所案内(人物事典)】 【三..... [続きを読む]

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