« ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ | トップページ | 戦後レジームからの脱却? »

2007年9月20日 (木)

牛馬のいた風景

最近郷土史に目覚め図書館で関連する本を借りてきては読んでいる。

        Aaaaa_hon

先週はこれらで、

        Aaa_hon

今週はこれ。

この中の「牛馬のいた風景」が興味深い。
かつて三浦半島の生活の中に牛馬がいた。戦国の時代には兵馬として、そして陸上交通や物資の輸送用に馬は使われ、江戸時代以降、農耕用に馬や牛は農家で飼養されるようになり、田を耕し荷を運び人々の暮らしを助けた。明治になると横須賀は軍都となり、馬は兵站の輸送用に酷使された。

それ故に横須賀には馬頭観音が数多く建っている。汐入から坂本に登る坂の途中にも馬頭観音がまとめて祭られている。

そして三浦半島といえば三浦一族である。三浦半島は山谷に富んでいる。中世の武士達はこの山谷を自由に駆け巡った。三浦一族は馬術に優れ、笠掛が得意だった。

源平合戦の一の谷に戦いで義経の鵯越の逆おとしは有名である。
この時の一番乗りは三浦一族の佐原義連(よしつら)であった
この時、義連は「われらの方では鳥一つ立ちてだにも、朝夕かような所をば馳せありけり、ここは三浦の馬場ぞ」として真先に駆け下ったといわれている。

また、三浦半島には馬にちなんだ地名も多い。馬場、馬堀、一騎塚、駒寄せ、馬込原などなど
そして、ワタクシが今住んでいる場所もカイカバ(飼馬場)と言われていた。

かつての郷土には生活に密着して牛や馬がいた。その面影が濃く残る“ご近所”である。

|

« ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ | トップページ | 戦後レジームからの脱却? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

歴史・考古学」カテゴリの記事

逍遥雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210831/16514233

この記事へのトラックバック一覧です: 牛馬のいた風景:

» そらいろ新聞:三浦一族の祖・三浦義明 [ほぼ日刊そらいろブログ新聞]
三浦一族の基礎を築いた三浦大介義明です。 別名をよしあきクンといいます。 伝説の時代から、史実の時代へと変わったあたりの人物です。 なので、確実な情報はやや少なめです。 【三浦半島の歴史:人物事典・三浦大介義明】 ... [続きを読む]

受信: 2007年10月12日 (金) 14時51分

« ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ | トップページ | 戦後レジームからの脱却? »