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2007年9月13日 (木)

ご近所探索「馬頭観音」

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横須賀の道を歩いていると「庚申塔」や「馬頭観音」を道端によく見かける。
ご近所では汐入駅から坂本町に向かう坂の途中にまとまって馬頭観音が祀られている。
この坂はもともとは「八坂道」と呼ばれ、横須賀市が軍都として発展するために明治以降に整備した坂道で、横須賀港から旧陸軍重砲兵連隊のための兵站の運搬道であった。

当時はこの急な坂道を馬達に重い荷車を引かせ、倒れた馬達の供養の馬頭観音像であろう。
昭和九年に横須賀運送組合が整備し、27基もの馬頭観音が狭い横穴の中に建っている。

もともと馬頭観音は仏教における信仰対象である菩薩の一つであった。サンスクリットではハヤグリーヴァ(Hayagriva)と言い、「馬の頭をもつもの」の意である。
観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一つにも数えられており、衆生の無智・煩悩を排除し、諸悪を毀壊する菩薩である。

近世以降は、馬が急死した路傍などに馬頭観音像を建て供養することが多くなった。この場合、像ではなく単なる石碑が多い。

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