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2007年9月14日 (金)

ヒストリアン

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ロマンス&ゴッシク・ホラーです。そして2巻で約1000ページの大作です。
師、弟子、そしてその子と三世代にわたり時空を超越した“竜の暗号を辿る旅”、「歴史ミステリー・グランドツアー小説」でもあるのです。

特にトルコから冷戦時のハンガリーやルーマニアの情景描写が見事。
そして、中世ヨーロッパは面白いと再認識する。
“竜の暗号を辿る旅”の辿りつく先はワラキア公ヴラド3世、またの名はドラキュラ。
そして、そのドラキュラの台詞
「人間の本性は悪だと、この上ない悪だと、歴史は説いている。善は完全なものにはなり得ないが、悪はなり得る。」意味深である。

つまり、歴史というものが、人間の本性は悪であると証明している、ということを言っているが、実は人間の本性である悪こそが、歴史というものに本質を与えるのではないか?
今の世界がまさにそうであるように、、。

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