音楽四方山話その2「竹野屋セントラル ヒーティング」
1978年当時、大橋純子のバック・バンドは「美乃家セントラルステーション」である。
美乃家セントラルステーションの初代ベーシストで当時日本のチョッパー奏法
(当時はサムピック奏法)の大家、福田郁次郎氏とギターの土屋昌巳氏の
センスの良い演奏が冴え渡り最高であった。
そして、1978年にメジャーデビューしたサザンオールスターズの桑田佳祐は
1980年、「竹野屋セントラル ヒーティング」を結成した。
「竹野屋セントラル ヒーティング」とはTOKYO-FM(当時はFM東京)の特番で
結成された即席のバンドで、メンバーは桑田圭佑(ヴォーカル、ギター)
ダディ竹千代(ヴォーカル、サイド・ギター)、世良公則(ヴォーカル、ベース)
竹内まりや(ヴォーカル、ピアノ)山下達郎(ヴォーカル、ドラムス)
という豪華なメンバーである。
で、この「竹野屋セントラル ヒーティング」だが、竹内まりやさんの実家が
島根は出雲大社の前にある「竹野屋」という旅館でこれのパクリである。
去年、FMラジオ番組「山下達郎サンデー・ソングブック」の中で
お亡くなりになった宮川泰さんの特集をやっていたが、
最後にかかった曲が竹野屋セントラル・ヒーティングが演奏した
「恋のバカンス」だった。
※実はワタクシこの「竹野屋」に泊まったことがある。
8年前、当時の仕事仲間が結婚式を挙げるとこになり
その披露宴会場が「竹野屋」だったのである。
司会は竹野屋の専務(竹内まりやの実兄)であり、
ロビーの受付には竹内まりやの父親がデーンと座っていた
今度この「竹野屋セントラル ヒーティング」の演奏を聴けるのは
何時になるころやら・・・・・・
で、ちなみに「美乃家セントラルステーション」だがこれも
スライ&ザ・ファミリーストーンのベーシストであり、
チョッパー奏法の生みの親といわれる、ラリー・グラハムが
結成した超弩級ファンク・バン「Graham Central Station」の
パクリ?だと思われる。
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コメント
昨日の桑田佳祐のFMラジオで竹内まりやがゲスト出演していまして、その竹野屋~が演奏したAll my lovingがO.A.されました!
投稿: さ | 2007年8月12日 (日) 18時56分
う~ん、やはりね。
実は事前に桑田佳祐のFMラジオで竹内まりやがゲスト出演するという
情報があり、ここで竹野屋~が演奏されるのでは?というウワサが
ありましたが、やはりね。
All my lovingですか、聴きたかったです。
どうもありがとうございます。
投稿: take4 | 2007年8月12日 (日) 19時37分
2010年の八月or九月に竹野屋セントラルステーションの同曲が夫婦放談でオンエアされましたよ。偶然ですが、私、留守録していたので、遅ればせながら幸運にも私も聴く事が出来ました。世良公則、ウマイですね、、、さて、この曲のクレジットを聞いてボクもすぐに「たそがれマイラブ」での「大橋純子と美乃家セントラルステーション」が思いおこされました。関連を調べようと思った矢先に見つけましたのでお礼がてら、、
投稿: むら | 2010年9月14日 (火) 14時18分