MG ロードは古き良き昔の「プネ銀座」と前回記事を書いたが、
車社会が急速に進むインド(プネ)では都市計画により車線数の多い道路が整備されている。
プネではNagar Roadが代表的である。
最近ではこの道路の両側に巨大なショッピングモールが次々とオープンしている。
このナガ ロード(Nagar Road)沿いにひっそりと建っているのが「アガカーン宮殿」である。
「ひっそり」と形容したが、プネの代表的な観光名所であるにもかかわらず訪れる人は少ない。
で、「ひっそり」なのである。切ないほどに「ひっそり」としているのである。
この「アガカーン宮殿」は1892年にアガカーンというスルタンが雇用創出のための公共事業を目的として建設された。
で、この「アガカーン宮殿」だが、ガンジーとその妻カストゥルバ、ガンディの右腕を務めたデーサイが軟禁されていたことでも非常に有名である。
そして、カストゥルバとデーサイはこの地で亡くなっている。
ここにはガンジーが使った机、ベッド、カストゥルバのサリー、衣類、サンダル、そしてガンジーのシンボルでもあり、
インド国旗中央にデザインされている「チャクラ」という糸巻き機などが「ひっそり」と保存されている。
なおここの入場料は外国人の場合は100ルピーで、インド人は5ルピーである。
まぁ、これは公に決った料金設定なので文句は言えない。
ガンジーさん曰く
「持ち物を捨てれば捨てるほど、あなたの魂の表面から所有欲という曇りが消え、その魂は真実の輝きを取り戻す。」
・・・・・・『ガンディー 魂の言葉』より・・・・・・・
で、ガンジーさんが死んだ時に持っていたものは針金のツルのめがね、はきこんだサンダル、時計、杖、おわん、スプーン、聖歌集だけだったのである。
そうえいば、ワタクシの敬愛する坂口安吾も、
「モノの所有は精神の自由を束縛する」と言って、
モノを持っていなかったなぁ・・・・
従ってここで展示れているガンジーさんのモノは多くない。
しかし、そこからはガンジーさんの精神の自由さを感じることが出来る。
モノに溢れた物質社会の中で生活しているワタクシ達だが、
所有するという「欲」を捨て精神の自由を取り戻す時がきたのかもしれない、、
とつらつらと思ったが、これってつまり今流行の「断捨離」のことなのか??
と遅まきながら気付いた今日この頃なのである。
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